EDの原因の割合と性機能障害の種類
半数以上のEDは精神的な理由であり、その原因の割合は、
- 心因性=52%
- 器質性=48%
また年齢は、
- 40代=20%
- 50代=40%
- 全体の人数=1130万人
と言われている。
器質性ED
血管性、神経性、内分泌性(ホルモン性)、陰茎性に分類される。 機能性ED
精神病性、心因性がある。
しかし実際には、器質性、機能性のどちらが原因がわからない場合や、絡み合っている場合もある。一般的には、30代と若い年齢だと、器質性というよりは、心因性が原因であることが多く、高齢になるにつれ、肉体的な機能の衰えがあるわけだから、器質的な原因によって起こるEDが増えて来ることになる。
まず言えることは『自分の心身にあまりストレスを与えないこと』だ。ストレスが身体に及ぼす影響は大きく、コルチゾールが分泌され男性ホルモンの分泌が低下、性欲の低下、精子をつくる機能の低下などが起こる可能性がある。
性機能障害の種類
性機能障害の種類は大きく分けて3つある。
性的欲求の障害
性欲が減退したり、性行為への嫌悪感を抱くものである。
性行為に伴う快感が欠如する
つまり、SEXで快感を覚えることが薄らいでしまうということだ。
性器反応障害
男は勃起障害(ED)、女性の性的興奮の障害(膣乾燥や潤滑不全)等がある。またオルガズム障害は、オルガズム(性的興奮、絶頂観)の欠如や遅延、および男性の早漏である。
さらに、挿入前、中、後に痛みを感じる性交疼痛症や膣けいれんなどの性交疼痛障害などがある。これらの性機能障害は、一般の身体的な病気によるものや、うつ病など精神障害による場合もあれば、これらとは違う心因性のものもある。
また、性器脳障害などを原因として、いわゆるセックスレスの夫婦も増えている。