EDと血流不全の密接な関係性。血液サラサラがED改善のカギ
血液の流れが悪ければ、EDになる可能性も飛躍する。
にも書いた様に、そもそも、血液が男性器に流れ込むことによって、勃起という現象が起きるのであって、血液の流れが悪ければ、つまり血流不全になれば、勃起はしにくくなることは当然である。従って、血流不全の改善をすることで、EDの改善にもなることは想像にた易い。
さらにそれらの記事にも書いた様に、血流不全というのは動脈硬化や糖尿病といった様々な病気を招いてしまう原因にもなる。その為、『血液ドロドロ』よりは『血液サラサラ』の方がいいに決まっているわけだ。血管の中を流れる血液は、酸素や栄養素を組織や細胞に送り届け、病原体や異物から体を守ってくれている。もし血液中に、不純物、例えば、
- 余分なコレステロール
- 余分な糖
- 余分なたんぱく質
- 消化不良により吸収された毒素
- 活性酸素
などが増えると、血液の流れはドロドロになるだろうか、サラサラになるだろうか。『不純物』と言っているぐらいだから、ドロドロになってしまうのは想像にた易い。
例えば動脈硬化になると、血流は当然悪くなる。『動脈硬化』というぐらいだから、その文字から察しても、何かこう血が固まって、脈の動きが異常になる、というような、そういう印象がわかるはずだが、これによって血管壁が厚くなり、内部が狭まって血液が流れにくくなる。つまり、ドロドロになるのだ。
そうして血流が悪くなると、前述した『酸素や栄養素を組織や細胞に送り届け、病原体や異物から体を守ってくれている』という働きが弱まってしまうことになるわけだが、このせいで
- 肩こり
- 冷え性
- 痛み
- しびれ
- めまい
- 慢性的疲労
といった様々な症状を引き起こしてしまうことにもなり、当然、EDにもなりやすくなってしまう。しかも、動脈硬化は最も細い血管から始まる特徴がある。男性器の動脈は、実は体の中で最も細いのだ。これで、動脈硬化とEDの関係性がより明確にわかったはずである。