EDに効くノン・エレクト法(逆接的心理療法)ってなに?
ノン・エレクト法(逆接的心理療法)とは、勃起してはいけない、というムードを創り上げることで、そこに背徳感を生み出し、『駄目といわれると余計燃える』、という人間心理をうまく利用した、ED治療の心理療法です。
馬並師匠
さる
心と体は繋がっている
勃起を促すためには、基本的には
だ。大脳を興奮させるためにはその刺激が必要で、空想のイメージ、視覚、聴覚、嗅覚、あるいは陰茎の直接刺激などが求められることになる。
だが、確かにこのような刺激が大脳を興奮させ勃起を促すが、
、いくら刺激があっても勃起を促す大脳中枢神経、自律神経、内分泌系などに悪影響を及ぼし、勃起のメカニズムがうまく作用しない。これが、 である。
たとえば、子供と一緒に布団を並べるなど、狭い住宅環境の問題なども、性的な興奮を抑えてしまう要因となるわけだ。
馬並師匠
さる
- 自分の身体を武器にしてパートナーを見つけようとすると、いつかそのツケが回ってきて、それが原因でED、セックスレスとなる。
野性的に、非常識に、芸術的に
『EDの原因となる6つの心理的な要因』にも書いたが、この様に、EDには心因性が大きな影響を及ぼしているわけだ。セックスに関しては、あまり にならないほうがいいかもしれない。
例えば、『夜帰ってきたときに必ずする』とか、そういう決まりごとをすると、そこに
が生まれる。それは、『種馬感、体目当て』で萎える男女の気持ちと同じだ。もっと野性的に、非常識に、芸術的に行っていいのかもしれない。
例えば、相手の好きなコスプレ、下着、性癖等に合わせてあげるのも愛だ。そもそも、人間だけがそうして理性的にセックスを行おうとしているわけだから、動物のように野性的な本来の姿を想像しながら、あまり考えすぎない方がいい。あくまでも第一線を超えないようにすれば、何でもありだろう。理性で考えた時、少し常軌を逸している方がいい。
というものだ。
また、セックスレス的なEDの場合、女が、浮気を疑ったり、あるいは自分の魅力に劣等感を覚えたりして、人間関係の悪化を助長する原因ともなる。事実、本当に浮気したりしていることが原因のEDもある。妻はいびきをかき、女を忘れ、ぶくぶく太る。浮気相手は若い女性。こうなると、もう妻には魅力を覚えない。
女も虚しいが、しかし、女は
かもしれない。ヨガにエアロビにジョギングに料理だ。お互いの愛の深さが、セックスの善し悪しにも反映するのである。
馬並師匠
さる
- セックスに関しては、あまり規則的にならないほうがいい。
- 女は『虚しい』と一言いう暇があれば、自分にできる努力を考えてもいい。
ノン・エレクト法(逆接的心理療法)
この、『ノン・エレクト法(逆接的心理療法)』というのは、なかなかいい発想だ。要は上に書いたが、『理性的』すぎて、そこに
等が生まれ、野性的な勃起が生まれない。
『赤ちゃんがどうしても欲しい』とか、『排卵日の性行為に魔に合わせなきゃ』とか、『決まった日にやらなきゃ』とか、そういうものが心因性の大きな要因のストレスとなり、
となる。
そこで、この『ノン・エレクト法(逆接的心理療法)』、つまりある種の『焦らし』が有効になる。つまり、
ことで、そこに背徳感が生まれる。『駄目といわれると余計燃える』、という具合に、逆に気持ちが動くことがあるのだ。この心理を利用して行うこのノン・エレクト法は、心理学的に考えても、有効である。
これも一つの『テクニック』だと考えると、女が考えるEDへの気持ちとしては、
、という解釈ができるのかもしれない。ムード作りも、こうしたテクニックも、下着も演出も全て、テクニックだと考えることはできるはずだ。どちらか一方の責任にするのではなく、二人で一緒に問題を改善していきたい。
馬並師匠
さる
- ノン・エレクト法はある種の『焦らし』である。
- 勃起してはいけない、というムードを創り上げることで、そこに背徳感が生まれ、EDの改善を促す。
身体目当ての代償
またこの心因性だが、『巨根とED』というテーマで考えた時、興味深い話がある。例えば、
といったように、最初はそれで『釣れる』からいいが、愛を深めていきたいという心境になってきたころ、お互いのニーズにずれが生じて来ることがあるということなのである。
つまり、『巨乳目当て』になると、
私はおっぱいだけかよ
となり、『巨根目当て』になると、
俺はチ○コだけかよ
として、意気消沈し、EDかつセックスレスになり、上手くいかなくなる、ということがあるのだ。
私の知人にもそういう状態に陥った人がいる。巨根の彼はまだEDとは全く無縁の年齢、つまり20歳になるかならないかという年齢だというのに、それが原因でセックスレスになっていた。
それ故、自分の身体を武器にしてパートナーを見つけようとすると、いつかそのツケが回ってきて、それが原因でED、セックスレスとなり、そして人間関係の破綻に繋がってしまうことがあるかもしれないので注意が必要だ。