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EDの『心因性』を『脳因性』として考えてみる

EDの心因性って言ったって、心の最適化なんてどうすればいいかわからないんだけど。

『心因性』を『脳因性』と考えるのはどうでしょうか。実態のない心を相手にするよりも、実際に存在する脳を相手に考えると、対処法が見えてくるかもしれません。

馬並師匠

心を相手にするってなると、実体がないものなわけだし、どう扱っていいか、どう最適化すればいいかわからない人もいるよね!そこで、『心=脳』って考えてみるんだ!詳しく解説するね!
師匠に任せれば大丈夫っす!

さる

心=脳

EDの原因の割合と性機能障害の種類』、あるいは『EDの原因となる6つの心理的な要因』を考えてもわかるが、半数以上のEDは精神的な理由であり、その原因の割合は、

 

  • 心因性=52%
  • 器質性=48%

 

である。

 

そのうち、心因性というものは、簡単に言えば『やる気が起きない…』という人間の心の問題だといことだ。『心』というのは、『心臓』のことではない。胸を押さえて『心が痛い』というが、心というのはつまり、『脳』のことだ。

 

 

池谷祐二氏の著書『脳と心のしくみ』にはこうある。

思春期になると、休止していた精巣や卵巣の活動が再び始まり、男性ホルモン(アンドロゲン)や女性ホルモン(エストロゲン)などの性ステロイドホルモンを分泌する。 それによって体毛の発生や声変りなど体の性別化が起こるが、生ステロイドホルモンは、脳にも作用する。

 

性ステロイドホルモンが作用するのは、おもに偏桃体や視床下部をはじめ、中脳、橋、延髄など、進化の早い段階でできた、いわゆる『古い脳』と呼ばれる部分である。この作用によって、性腺(精巣・卵巣)の機能をはじめ、食べる量や攻撃性などにおいて男女差が出て来る。

 

攻撃性に関しては、性ステロイドホルモンが、恐れや怒りなどの情動を司る偏桃体に作用することで強くなる。さらに、性ステロイドホルモンが幅内側視床下部に働きかけグルタミン酸の分泌を増加させると、攻撃性が増す。ただし、攻撃性が増すのはオスに関してのみで、メスでは、性行動や出産に影響することがある。

 

前述の様に、前頭前野やゆっくり成熟するため、前頭前野の成熟が遅れると、性ステロイドホルモンによる影響を制御できなくなり、『キレる』状態の脳になってしまうのではないかと考えられている。

 

つまり、『キレる』ことを考えた時、すぐに浮かぶのは『心が傷ついた』ということだ。しかし実際には心ではなく、脳のはたらきに異常が起きて、それが人間の行動を支配してしまうということなのだ。そう考えると、『心因性』というよりも『脳因性』ということになるわけだ。

 

 

馬並師匠

脳因性っていうのはこのサイト独自の考え方であり、実際は心因性っていう言葉を使うよ!だけど、心っていう内臓はないから、心=脳っていうことになるからね!まずその認識を持とう!
心=脳!

さる

この章のまとめ
  • 『心因性』というよりも『脳因性』と考えてみる。

脳だったら実際に存在するからなんとかなるかも

EDとうつ病、あるいはあがり症に関しては、『抗うつ剤の『SSRI』がEDの原因となる?』にも書いたが、『SSRI』によって脳内にあるセロトニンの減少を阻害する、ということで考えた場合においても、それらの『心の病』の治療薬も、心ではなく『脳』に働きかける薬が、心に有効になってくることがわかる。

 

そう考えたら、もし『心なんて実態の不確かなものどうしようもない』 と考えている人が、『脳だったら実際に存在するからなんとかなるかも』と思えて来ないだろうか。

 

書いた様に、薬だって心に直接働きかけるものはないが、脳に働きかけるものはあるわけだ。少しでもいいからこの考え方が改善に役立てればいい。

 

馬並師匠

心=脳だと理解する。たったこれだけのことだね!たったこれだけのことで、(脳だったら実際に存在するからなんとかなるかも)っていう感覚になるから、心を相手にするよりもグッとなんとかなりそうな気がするよね!こういうことが大事なんだ!
思考のすごい力については、師匠が下記にリンクを貼ったっす!

さる

この章のまとめ
  • 薬も心に直接働きかけるものはないが、脳に働きかけるものはある。