EDにならなければ長生きするの?
1997年のイギリスの調査で、45歳から59歳までの男性を10年間調べると、セックスの回数の多い人ほど死亡率が低かったということがわかりました。
ということはつまり、EDにならずにセックスの回数が多ければ、それが長寿の秘訣になる、という見解が持てます。しかし、この調査結果を短絡的に考えるのは安易だと言えるでしょう。『セックスをすればするほど長生きをする』ということではないはずだからです。
馬並師匠
さる
セックスの回数の多い人ほど死亡率が低い?
1997年のイギリスの調査で、45歳から59歳までの男性を10年間調べると、
ということがわかった。ということはつまり、EDにならずにセックスの回数が多ければ、それが長寿の秘訣になる、という事実に繋がるということが垣間見えるわけである。
具体的なここでいう死亡率とは、
- 狭心症
- 心筋梗塞
- その他病気
を含めたものであるからして、つまり、
ということになるわけだ。
しかし、このデータを紹介しているところでは、書いてあるのはここまでだ。とにかく、『EDにならなければ寿命が長くなる』、あるいは、『セックスの回数が多ければ寿命が長くなる』ということが言いたいわけで、その更なる詳細については明らかにされていない。
例えば私は、持病として『口唇ヘルペス』を患っているわけだが、これは、いつの間にか潜伏した、あるいは最初から感染していたヘルペスウイルスが、『とある条件』によって触発され、皮膚の表面におりてきて皮膚を食い破り、痛みや痒みを伴うような損傷を負わせる、という病気だ。
そしてその『とある条件』というものが、
- 体の疲れ
- ストレス
- 栄養不足
- 紫外線
など、様々なものがあるのだ。
ヘルペスが出た時、そのうちのどれが当てはまってしまったのか、ということは、断定することは難しい。紫外線以外は、ほとんど同時に発生する条件であるということにもなる。疲れていたとき、ヘルペスが出た。しかし、疲れていたからストレスを負っていたし、それを補う為の栄養も不足していた。と考えられるわけだ。
この場合、一つにまとめるとしたら『
』だ。免疫力が弱まってウイルスに抗うことが出来なくなり、ウイルスの勢力が優位になった。そう考えられるわけである。
馬並師匠
さる
- セックスの回数の多い人ほど死亡率が低かった。
- ということは、病気にもかかりにくくなるということになる。
- しかしデータを読み解くときは、短絡的に考えては真実は見えてこない。
EDでありセックスレスであるという状況は『逸れた』サイン
では、『セックスの回数が多ければ長生きする』ということに関しては、その理由にどのような条件が考えられるだろうか。それは当然、EDやFSDになっていない男女がそこにいるわけだから、
- 栄養の管理が行き届いている
- 適切な運動が継続できている
- ストレスがない生活を送っている
- 人間関係が良好である
などという事実がそこにあることになるだろう。従って、『セックスをすれば寿命が延びる』というわけではなく、『
』ということになり、それが結果として、長寿につながっているということになるのだ。
従って、これを一つにまとめるとしたら『
』だ。ストレスが人間の心身に与える影響は、甚大である。
寝て、食べて、セックスが出来ればうつ病にはならない
という医師の見解もあるように、セックスというのは三大欲求のうちの一つに数えられるほどの、人間にとって極めて重要な要素であるということを知るべきである。そう考えた時、EDであり、セックスレスであるという状況は、何らかの法則から『逸れた』サインなのかもしれない。
馬並師匠
さる
- ストレスが人間の心身に与える影響は、甚大。
- EDであり、セックスレスであるという状況は、何らかの法則から『逸れた』サインなのかもしれない。