ED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス)を飲むとどうなるの?
勃起を邪魔する酵素の動きを阻害します。それによって、通常通りの機能に戻ります。一時的にですが、EDが改善されるということです。
馬並師匠
バイアグラなんかの効果は一時的だけど、それだけでも十分っていう人もいるからね!きちんとEDの改善に役立つよ!詳しく解説するね!
師匠に任せれば大丈夫っす!
さる
勃起を阻害しようとする酵素の働きを阻害する薬
と併せて考えていきたい。
それらにも書いた様に、人間の身体には、それぞれの問題に適したマンツーマンの酵素が存在していて、『勃起する仕組み(cGMP。これによって海綿体の平滑筋が弛緩し勃起が始まる)』に対し、
が、それを打ち消そうとする。だが、このPDEにも敵がいる。それがこれらED治療薬だということなのである。
それらの記事では、『警備隊』、『消防隊』という表現をしてたとえているが、その通りで、勃起を阻害しようとする酵素の働き、
つまり、『阻害の阻害』だ。
例えばサッカーで、シュートによってゴールを決めようとしている人に近づいて、そのシュートを阻害しようとする敵がいるとする。しかし、その敵にピッタリ張り付いて、邪魔させないように阻害する味方がいる。すると、
というわけだ。
馬並師匠
バイアグラは阻害の阻害だね!シューターの邪魔をしようとするディフェンスを、ピッタリマークして邪魔させないっていうイメージだね!こうなればスムーズに問題なく勃起が出来るっていうことだね!
わかりやすいっす!
さる
この章のまとめ
- バイアグラは、勃起を阻害する作用を、阻害する薬である。
最も気を付けるべきなのは『硝酸剤』との併用
各治療薬の詳細については、『ED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス)の各特徴』に記載してある。それぞれ、
- 服用時期
- 最もよく効く時間
- 性的刺激
- 食事直後に内服
- 飲酒
というテーマに分けて記載してあるので、すぐにわかるようになっている。また、それらの副作用についても各記事に書いてあるが、例えばその他にも、
バイアグラ等の副作用
- 心臓の動悸
- 頭痛
- 目まい
- 鼻づまり
などの症状があるが、それらは軽い血管拡張作用の影響なので、一時的であり何の問題もない。
だ。
とにかくこれら
である。これだけを大原則として危険視していれば、後の問題はほとんど気にするようなレベルではないと言っていいだろう。
馬並師匠
ED治療薬で何度でも確認したいことは、硝酸剤、つまりニトロ処方との併用だね!これを徹底的に頭に入れよう!それ以外で重い病気を抱えている人は、医師に相談をする体制が整っているはずだから、そのまま主治医に聞くのが一番いいね!
でもEDって結構こっそり治療しようとしないっすか?
さる
馬並師匠
たしかにそうだね!だけど、重い病気を抱えている人なら、自分の身体に与える影響を人よりも敏感に考えられる人だから、きっと大丈夫だよ!
この章のまとめ
- ED治療薬の服用で最も気を付けるべきなのは、『硝酸剤』との併用。
- これだけを大原則として危険視していれば、後の問題はほとんど気にするようなレベルではないと言っていい。