バイアグラとSSRIの組み合わせが最強って聞いたけど、本当なの?
たしかに、この組み合わせが、EDの薬剤療法で行われることがあるといいます。理論上は効果的です。しかし、薬を併用する場合は必ず医師の相談の下に行いましょう。
馬並師匠
さる
バイアグラ=ED治療薬、SSRI=抗うつ剤
と併せて考えていきたい。ここで軽く薬の説明をすると、
- バイアグラ=ED治療薬
- SSRI=抗うつ剤
ということになる。EDとうつ病の薬ということだ。この組み合わせが、EDの薬剤療法で行われることがあるという。
それぞれの詳細は記事に書いたが、このSSRIは、うつ病の薬ということで抵抗があるかもしれないが、実は
の薬とされているのである。
※ただし、薬の情報は常に更新されるので、最新情報をチェックしましょう。
馬並師匠
さる
- SSRIは、実は の薬。
SSRIの効果
人間の脳内物質の代表的なものといえば、
- ドーパミン
- ノルアドレナリン
- セロトニン
がある。詳しくは、『あがり症に大きな影響を及ぼすセロトニンという脳内物質とその役割』に記載したが簡単に言うと、
- セロトニン=不安や恐怖を抑えて心の平静を保つ働きをする脳内物質
- ドーパミン=集中力を高めたり心地よさを感じたりする働きをする脳内物質
- ノルアドレナリン=積極性を生み出し、意欲や記憶力を向上させる働きをする脳内物質
ということになる。この3つの物質だが、どれが最も重要な物質かというと、『セロトニン』ということになる。その理由は、
のが、このセロトニンという考え方が出来るからだ。
ドーパミンとノルアドレナリンは、少なすぎても多すぎても平常心を保つことが出来ない。それゆえ、セロトニンが
のである。
ということは、このセロトニンが枯渇してしまうと、その2つの脳内物質をうまくコントロールできず、平常心を保てなくなってしまう。そして、あがり症のやうつ病といった心の不安定さを生み出してしまうわけである。
このSSRIという薬は、その
のである。従って、うつ病やあがり症等のセロトニン不足が原因の病に、よく効くということなのだ。
馬並師匠
さる
- セロトニンは最も重要な脳内物質。
- SSRIという薬は、その 。
SSRIでEDになるならバイアグラ、バイアグラで補えないものはSSRI
そして、ED治療としてバイアグラを使用したとき、効果がない場合は、SSRIを併用することがある。『抗うつ剤の『SSRI』がEDの原因となる?』に書いた様に、 のだが、実はここにバイアグラを併用することでその問題も解決するというのだ。
従って、SSRIでEDになることを懸念する人はバイアグラを飲めばよく、バイアグラを飲んで効かない人は、SSRIを飲めば、バイアグラでは補えない心因性の部分を補強することが出来、改善に役立つということになる。
馬並師匠
さる
- SSRIでEDになることを懸念する人はバイアグラを飲めばよく、バイアグラを飲んで効かない人は、SSRIを飲めば、バイアグラでは補えない心因性の部分を補強することが出来、改善に役立つ。