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カフェインの摂り過ぎが原因でEDになる?

カフェインの摂り過ぎが原因でEDになる?

カフェインというよりは、そのカフェインが含まれるお茶やコーヒーに含まれる『タンニン』の過剰摂取で、亜鉛の吸収が阻害されるので、それが下半身の問題に影響します。

 

また、カフェインで考えるなら、その過剰摂取で睡眠不足になると、交感神経が優位になる状態が続きます。勃起は、副交感神経の方が優位になることが条件ですので、それが原因でEDになる可能性があります。

馬並師匠

カフェインが亜鉛の吸収を阻害するっていう情報があるみたいだけど、調べてもそういう事実は出てこないんだ!詳しく解説するね!
師匠に任せれば大丈夫っす!

さる

カフェインが亜鉛の吸収を阻害する?

カフェインを摂りすぎるとEDになるという噂は、『カフェインが亜鉛の吸収を阻害する』という噂が軸になっているようです。しかし、下記の記事にも書いたように、

 

 

コーヒーやお茶には、苦みなどの効果を狙うために『タンニン』という成分が含まれています。

 

 

『あたらしい栄養事典』にはこうあります。

カフェインやタンニンなどは鉄の吸収を阻害するので、コーヒーやお茶は、食事の前後30分を避けて飲むようにしましょう。

 

コーヒーやお茶にある、

 

  • カフェイン
  • タンニン

 

その両方が鉄分の吸収を阻害し、特に女性にとっては一大事となります。月経のある女性は鉄分が不足気味になるので、鉄の吸収が阻害されるのは問題です。

 

この鉄と同じように『亜鉛』の吸収も阻害するという情報があるのですが、これは栄養の参考文献には記載されていません。専門性の高いWebサイトにも、

 

鉄の吸収を阻害する

 

と記載されていはいても、

 

亜鉛の吸収を阻害する

 

と記載されているページはありません。薄毛もEDも、同じように亜鉛を必要とします。例えば髪の毛の99%は、たんぱく質の一種であるケラチンからできていますが、たんぱく質がケラチンに変換するためには、亜鉛が必要です。

 

また、下記の記事にも書いたように、

 

 

亜鉛は、

 

  • 精子の量を増やす
  • 前立腺の働きを助け、生殖器官の発達を促す

 

という効果を持っています。ですから、薄毛にもEDにも亜鉛が欠かせないということで、カフェインを摂りすぎると、『亜鉛の吸収を阻害する』、あるいは『亜鉛を体外へ排出してしまう』という理由で、『飲みすぎるとEDになる』という噂が広まっているようです。

 

亜鉛の働き
  • 精子の量を増やす
  • 前立腺の働きを助け、生殖器官の発達を促す

 

しかし、栄養の参考文献にはそのような記載はなく、また、そのような記載があるWebページが全て『ED関連サイト』であることからも、その信憑性は首をかしげるものです。この問題については、しっかりとした調査が必要です。

 

馬並師匠

鉄と亜鉛は全然違うからね!この辺りはしっかりとした文献をもとに考えることが求められるよ!
うーむ!

さる

この章のまとめ
  • カフェインは鉄の吸収を阻害するが、亜鉛の吸収を阻害するという事実はない。

管理栄養士の意見

そこで、管理栄養士・料理家の磯村優貴恵さんが書いた、『ミネラルの吸収を阻害する食べ物、促進する食べ物』を参考にしてみましょう。

<亜鉛の吸収を阻害する食べ物>
鉄と同様に、玄米などの穀類やわかめなどの海藻類に含まれている食物繊維やタンニン、フィチン酸などは亜鉛の吸収率を下げる働きがあります。また、カルシウムの過剰摂取によっても吸収率が下がるので注意が必要です。

参考 【専門家が監修】ミネラルの吸収を阻害する食べ物、促進する食べ物美肌レシピ

 

『タンニンが亜鉛の吸収率を下げる』と出てきましたね。管理栄養士の方が言うのですから、そのほかの人の意見よりは参考になります。うちにある栄養の本には、

 

カフェインやタンニンなどは鉄の吸収を阻害するので、コーヒーやお茶は、食事の前後30分を避けて飲むようにしましょう。

 

として、『鉄の吸収を阻害』としか書いていないので、なぜ亜鉛についても書かなかったのかが逆にわかりません。また、『カフェイン』については結局書かれていないので、『カフェインが亜鉛の吸収率を下げたり、亜鉛と結びついて体外に排出する』という根拠は見つからないままです。

 

しかしこれで、

 

  • 緑茶
  • 麦茶
  • 紅茶
  • 煎茶
  • ジャスミン茶
  • コーヒー
  • ワイン

 

などに含まれる『タンニン』が、『鉄と亜鉛の吸収を阻害する』という事実が浮かび上がってきました。

 

 

馬並師匠

タンニンとカフェインは違うものだからね!鉄と亜鉛の吸収率を下げるのはタンニンっていう事実の裏は取れたね!
うーむ!

さる

この章のまとめ
  • 管理栄養士の意見では、『タンニンが鉄と亜鉛の吸収率を下げる』。

亜鉛と銅は精力増強に効果的な栄養素

亜鉛は、テストステロンの生成を促し、精子を作ります。

 

  • 男性ホルモン=テストステロン
  • 女性ホルモン=エストロゲン

 

ですね。その男性ホルモンであるテストステロンのはたらきとして挙げられるのは、

 

  • 男性特有の筋肉質な体のラインにする
  • 性欲を高める
  • 皮脂の分泌を促す
  • 体毛の発育を促す

 

ですから、性欲を高める効果のあるテストステロンの生成を促し、精子を作る亜鉛がないと、確かに性的なパワーが下がってしまうと考えることできます。

 

テストステロンの働き
  • 男性特有の筋肉質な体のラインにする
  • 性欲を高める
  • 皮脂の分泌を促す
  • 体毛の発育を促す

 

ただし、だからといって下記の記事にも書いたように、亜鉛を食べすぎると問題が出てきます。

 

 

『鬱病のための食事と栄養療法』にはこうあります。

私は栄養素が多く含まれている食べ物だけを覚えて起き、その週のうちに十分とれなかった栄養素を含む物を意識的に摂ります。例えば広島の友人が新鮮な牡蠣を送ってくれた日には、生でかなりの量を食べますが、当然亜鉛が多く摂取され、その反動で体内の銅が排泄されてしまいます。

 

亜鉛を摂りすぎると、『銅』が排出されてしまうんですね。

 

 

銅は『活性酸素の除去を手伝う』効果があります。活性酸素の除去は、ED対策にとっても重要なポイントとなります。詳しくは下記の記事に書きましたので、併せてご確認ください。

 

 

  • STEP.1
    体内の活性酸素が多くなる
    酸化ストレスが高くなる
  • STEP.2
    活性酸素が神経や血管の細胞を傷つける
     
  • STEP.3
    神経や血管から十分なNOが出なくなる
     
  • STEP.4
    血管が拡張しづらくなる
     
  • STEP.5
    血管に十分な血液が送り込まれなくなる
     
  • STEP.6
    勃起しなくなる
     

 

カフェインと亜鉛の問題については相変わらずグレーなままですが、ひとまず言えることは、どんな栄養素でも、過剰摂取は身体に毒である、ということですね。

 

馬並師匠

鉄も亜鉛も銅も、全て体にとって必要不可欠だからね!だからマルチビタミン&ミネラルのサプリメントを摂ればそれらが気軽に補えるから便利なんだ!
なるへそ!

さる

この章のまとめ
  • 亜鉛を摂りすぎると、『銅』が排出されてしまう。
  • 亜鉛と銅は精力増強に効果的な栄養素。

カフェインの興奮作用で睡眠不足になるとEDになる?

また、カフェインによる興奮作用で、睡眠障害が起きるとそれは問題になります。夜の眠れずに睡眠不足になると、自律神経が乱れて交感神経が優位になります。勃起の仕組みを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    エッチな刺激
     
  • STEP.2
    副交感神経興奮
     
  • STEP.3
    NO(一酸化窒素)放出
     
  • STEP.4
    cGMP増加
     
  • STEP.5
    陰茎海綿体平滑筋弛緩
     
  • STEP.6
    勃起
     

 

下記の記事でレム睡眠とノンレム睡眠については書きましたが、良質な睡眠で日中が活動的になり、セロトニンという安定物質が出ます。そのセロトニンは副交感神経を優位にするために必要不可欠な物質ですから、カフェインを摂りすぎて興奮し、睡眠不足になってセロトニンが不足すると、交感神経が優位になりがちになり、結果的にEDになる可能性があるんですね。

 

 

 

  • STEP.1
    L-トリプトファンを摂取
     
  • STEP.2
    体内でセロトニンに合成
     
  • STEP.3
    メラトニンへと変化
     
  • STEP.4
    良質な睡眠を誘う
     
  • STEP.5
    日中が活動的になりセロトニンが増える
     
  • STEP.6
    精神安定の基盤となる
     

 

『ササッとわかる「SAD 社会不安障害」 あがり症の治し方 (図解 大安心シリーズ)』にはこうあります。

睡眠不足は『緊張状態』を作り出しやすい

 

SADの人は激しい動悸や赤面・震えといった体の反応を感じると、それを意識して、さらに緊張感が増すという悪循環の中にいます。こういった体の緊張状態は、睡眠不足によって引き起こされやすくなります。

 

セロトニン量が低下しているSADの人は、交感神経が緊張しやすいため、夜間の睡眠の質も低下しがちです。質のいい睡眠がとれないと、副腎皮質ホルモンやアドレナリン、ノルアドレナリンといった脳内物質が放出されますが、このホルモンは危険を感じて逃げるときや戦うときに分泌されるホルモンと一緒です。

 

つまり睡眠不足になると、闘ったり逃げたりする時にドキドキしたり震えたりするホルモンが多量に分泌されることになるわけで、そうなると体はおのずと緊張状態に入ってしまうのです。睡眠不足で身体が緊張状態にあると、心の緊張が起こりやすくなるのはそのためです。

 

  • 交感神経が優位=緊張、不安
  • 副交感神経が優位=リラックス

 

ですからね。

 

ED

 

下記の記事に書いたように、

 

 

  • ニキビ
  • 口臭
  • 薄毛
  • ワキガ
  • あがり症
  • うつ病

 

睡眠不足になって交感神経が優位になると、EDだけではなく、ニキビや口臭やワキガ、あるいは、あがり症やうつ病などの、心の病気にも影響が出てきます。ですので、カフェインの摂りすぎによる睡眠障害には注意が必要だということですね。

 

馬並師匠

睡眠不足は実に様々な不調を引き起こす原因だからね!ぜひともしっかりと睡眠を取るように心がけたいね!
なるへそ!

さる

この章のまとめ
  • カフェインの興奮作用で睡眠不足になるとEDになる。

カフェインの力を有効に使おう

また逆に先ほどの本には、

昼寝の直前にコーヒーなどのカフェイン飲料を飲むと目覚めがスッキリする

 

と書いてあります。15~30分くらいの昼寝は夜間の睡眠に影響がなく、むしろ午後の生活を活動的にさせます。その時の目覚めの後押しのために、昼寝前にカフェインを摂ると目覚めがスッキリするということなんですね。

 

後は規則正しい生活を送り、寝る前の行動をルーチンにすることが大事です。いつも通りの展開で行動すると、安心してリラックスし、副交感神経が優位になります。その状態は快眠を促しますし、あるいは勃起も促します。睡眠とカフェインとEDの関係性について、理解を深めましょう。

 

馬並師匠

カフェインはうまく使いこなせば便利だね!コーヒーも一日1,2杯程度なら、むしろ体にいいとされているよ!
なるへそ!

さる

この章のまとめ
  • 昼寝の直前にコーヒーなどのカフェイン飲料を飲むと目覚めがスッキリする。