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長時間の自転車はEDの原因?会陰部を圧迫する態勢は避けよう

長時間の自転車はEDの原因?

はい。股間にある会陰部を長時間圧迫すると、血流障害や知覚障害を起こし、それがEDにつながるというわけです。

馬並師匠

長時間体をどこかに接触させると、その部分に何らかの影響が出るからね!会陰部の圧迫につながる姿勢をとるのは避けたいね!詳しく解説するね!
師匠に任せれば大丈夫っす!

さる

会陰部を圧迫すると血流障害が起きる

下記の記事に書いたように、自転車を長時間乗る人はEDのリスクが高くなります。サドルへの落下による直接的な外傷以外にも、硬いサドルによる慢性的な会陰部の圧迫のために血流障害や知覚障害を起こし、それがEDにつながるというわけです。

 

 

 

様々な専門書からそれに関する記事を引用してみましょう。

 

『ササっとわかる 男性機能の不安に答える本-ED治療の最前線』(講談社)にはこうあります。

サイクリング選手にはEDの人が多い!?

 

EDは心の病気ではなく、器質、つまり体の病気です。したがって、体に物理的な作用が働くことによってEDとなるケースもありえます。例えば、ペニス近辺の血管が外部から圧迫されることによって、血管の働きが阻害され、十分な血液が流れず、勃起しにくくなるということがあります。サイクリング選手にEDの人が多いといわれるのはこのためで、長時間サドルに座り続けることによって股の奥の部分(会陰)の血管が圧迫されて血流が悪くなり、結果的に勃起の働きが阻害されるわけです。

 

同じことが書いてありますね。サイクリング自体は健康的でいい運動になるのですが、何ごともやりすぎると問題が起きるものです。長時間同じ場所に同じ部位を押し付けていると、そこが擦れたり、痛んだりしてしまうことになりますね。この場合は、会陰部というペニスに近い血管が圧迫されることが問題視されるということです。

 

ただ、言ったように運動はいいことです。特にEDには下半身の運動がいい。サイクリングは足腰を鍛えますからね。ほどよく自転車通勤するくらいなら、逆にEDの予防・対策になるでしょう。

 

 

馬並師匠

デスクワークよりも自転車の方が圧迫感があるね!特にサドルが本格的なやつとかはそうだね!あまり圧迫させるものは良くないって覚えておこう!
なるへそ!

さる

この章のまとめ
  • 硬いサドルによる慢性的な会陰部の圧迫のために血流障害や知覚障害を起こし、EDにつながる。

通勤で片道1時間、1日合計2時間以上乗るような人は注意が必要

次に、『ニッポン男子の~』にはこうあります。

自転車のサドルは陰部を圧迫する

 

(省略)『自転車のサドルは陰部や股の下を圧迫しますよね。ここには勃起に重要な血管や神経が通っているので、そこを傷めるのはEDの原因になってしまうのです。当然、圧迫によって陰茎への血液循環が抑えられるという悪影響もあります。ちょっと買い物に行くとか、日常生活レベルで乗る分には問題ありません。ただ、例えば通勤で片道1時間、1日合計2時間以上乗るような人は注意が必要でしょう。』(永尾先生)

 

同じように陰部の圧迫が挙げられていますね。そして通勤というキーワードが出ています。私は先ほど『ほどよい通勤ならいい』と言いましたが、その言い回しはあいまいでしたね。ここでは専門家が『片道1時間の通勤は危ない』と言っていますので、そちらを参考にした方がいいでしょう。

 

血液循環の話が出ましたが、EDには血流が大きな要因になってきます。勃起の仕組みを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    エッチな刺激
     
  • STEP.2
    副交感神経興奮
     
  • STEP.3
    NO(一酸化窒素)放出
     
  • STEP.4
    cGMP増加
     
  • STEP.5
    陰茎海綿体平滑筋弛緩
     
  • STEP.6
    動脈血大量流入
     
  • STEP.7
    勃起
     

 

という流れが勃起の仕組みなのです。つまり、血流が悪くなるようなことは全てEDの原因となります。ですから例えば、太りすぎて血液がドロドロになったり、

 

 

 

あるいは高血圧、心筋梗塞などの循環器系、心血管系の病気を患っても、EDのリスクが上がるということになりますね。

 

 

そして先ほど言った運動、特に下半身のトレーニングなどは、血流をよくするという意味で、EDに効果的だということになります。自転車もそのトレーニングとして効果があるのですが、『会陰部の圧迫』というデメリットがあるので、ことEDという問題で言えば、そちらのデメリットの方が強くなってしまうということなんですね。

 

馬並師匠

自転車以外の形で下半身トレーニングをするのが理想だね!男性機能のことを考えるとどうしてもそうなるよ!
うーむ!

さる

この章のまとめ
  • 通勤で片道1時間、1日合計2時間以上乗るような人は注意が必要。
  • 下半身のトレーニングなどは、血流をよくするという意味で、EDに効果的。
  • 自転車はトレーニングとして効果があるが、『会陰部の圧迫』というデメリットの方が大きくなる。

二兎を追う者は一兎をも得ず

では次の専門書を見てみましょう。

腹部大動脈は背骨と並行して下りてきて、別れて内腸骨動脈となり、膀胱などの後ろを通り、恥骨の下を回ってペニスへ入ってきます。勃起にとって致命的に重要な血管ですから、股の下を打ったりするのは、たいへん危険なことなのです。

 

打ったりしなくても、自転車に長時間乗るなどのように、股の下への圧迫を受けているような方は要注意です。アメリカ国立職業安全衛生研究所によると、1日平均5.4時間自転車に乗る自転車警察隊の17名について調査したところ(2002年)、夜間勃起現象の時間は、自転車に乗らない人の半分だったそうで、自転車の長時間利用は勃起に悪影響を与えることを示唆しています。

 

アメリカにも実際にこのようなデータがあるようですね。先ほどは1日2時間以上がダメだと言っていましたが、ここでは1日5.4時間ですから、倍以上の時間で設定されています。

 

まあ、体質にもよるし、自転車のサドルの形などにもよるし、『立ちこぎ』などを駆使していればまた問題もありませんから、乗り方や状況など、様々な要素が関係するでしょうから一概には言えませんが、しかし平均して、2,3時間の運転は危ないかもしれませんね。

 

夜間勃起現象とは、『朝立ち』のようなものです。詳しくは下記の記事に書きましたので、併せてご確認ください。

 

 

この夜間勃起現象の時間が、自転車に乗らない人の半分だったということで、それはEDのリスクが上がっていることを意味していますからね。

 

先ほども言ったように、自転車自体は下半身かつ全身の運動になり、血流がよくなって肥満体質も改善できますので、とてもいいことです。しかし実際に、サイクリング選手にEDが多いという事実があることからも、競輪選手や長時間通勤をする人など、自転車を長時間運転する人には、EDのリスクがあるということが事実なんですね。

 

 

ですから、もしそれでも自転車の運転を取るという人は、その覚悟をするべきですね。自転車運転を職業とする人は、それを代償にする覚悟を持つ必要があります。女性のマラソン選手も、やせ細ってバストがすり減ってしまうなど、相応の代償を払うものです。その代わりに自分の好きな分野で生きていくことができるので、二兎を追う者は一兎をも得ずということになるかもしれませんね。

 

馬並師匠

女性のマラソン選手も痩せすぎちゃう代償を払って長距離を走るからね!レスリングなんかでも筋肉ついちゃうし!ある種の職業病みたいな代償だね!
たしかに!

さる

この章のまとめ
  • 夜間勃起現象の時間は、自転車に乗らない人の半分。
  • 自転車運転を職業とする人は、職業病だと覚悟する。

EDになる覚悟がない人は生活習慣を改めよう

もしそれを代償にする覚悟がない人は、生活習慣を改めた方がいいでしょう。

 

健康的だから自転車通勤にしてみたけど、EDになるっていうんならちょっと…

 

と思うのであれば、やめた方がいいですね。ただ、先ほども言ったように『立ちこぎ』を意識するなどすれば問題はありません。その分足腰に負担がかかりますが、それは足腰を鍛えるためだと思えばいいのです。足腰を鍛えた方がEDのリスクが下がりますからね。

 

 

EDだけでなく、足腰というのは体の中で最も大きな筋肉ですから、鍛えがいがあります。それは先ほどのスクワットの記事に書きましたので、併せてご確認ください。一部を抜粋すると、

 

体積が大きい筋肉は、まず第一に太ももの付け根の部分、次に背中と胸の順番になります。

 

ということです。この一番大きな大腿部を鍛えると、基礎代謝が上がります。すると、何もしていなくても脂肪やカロリーを燃焼しやすくなり、例えばご飯を大盛りにしても、大腿部が小さい人がご飯を大盛りにしたときよりも、多くカロリーを消費できますから、実際には『普通盛り』を食べたのと同じ考え方になります。

 

  • 大腿部が小さい人=普通盛り
  • 大腿部が大きい人=大盛り

 

二人は食べる量が違うのに、後者の方が基礎代謝が大きいので、後者は太らない。つまり、まるで『普通盛りを食べたときと同じ』になるわけです。ということは、もし後者が本当に『普通盛り』を食べると、実際には前者が『少な目』を食べたのと同じような状態になるわけですから、『低炭水化物ダイエット』のような効果を得られ、体重を落とせるわけです。

 

 

肥満もEDの原因となりますから、そういった自転車の乗り方を意識すれば、ずいぶんと恩恵を得られますね。肥満は実際には、ED以外の様々な問題を引き起こしますから、そういった万病を自分から遠ざけることを考えれば、一石二鳥どころではありません。

 

もちろん、その他の運動でもいいのです。

 

  • ウォーキング
  • 加圧トレーニング
  • スクワット
  • ストレッチ

 

など、下半身を鍛える運動はたくさんあります。そのどれもがきちんとした方法で行えば全て健康によく、筋肉がついて、EDの予防と対策になります。そして、間違った方法で行うとケガをしたり、あるいは今回のテーマのように逆にEDとなる場合がありますので注意しましょう。

 

馬並師匠

あくまでもEDになるかどうかの話だからね!本当は自転車運転は下半身の運動になってとてもいいんだ!
なるへそ!

さる

この章のまとめ
  • EDになる覚悟がない人は生活習慣を改める。