断食ってEDに効果あるの?
あります。
カギを握るのは『酵素』です。しかしこれは短絡的に考えてはいけませんので、きちんと内容を確認してください。
馬並師匠
さる
目次
酵素はバッテリー。バッテリーがなければ車は動かない
下記の記事に、『断食をして酵素を強化しよう』ということを書きました。男性機能には酵素が関係していますので、酵素を無駄に消費しないことでEDの予防・改善をしようということですね。記事では、
- 3大栄養素=ガソリン
- 酵素=バッテリー
という位置づけで考え、『いくら車本体があり、燃料のガソリンが満タンでも、バッテリーがなければ車は動かない』という観点から、参考文献をもとに酵素の重要性を説いています。
そこに書いたポイントは以下の通りです。
- 1.生食中心に食べる(生食6対加熱食4)
- 2.発酵食品を意識的に摂る
- 3.1日2食が原則
- 4.朝食代わりに酵素ジュースを飲む
- 5.砂糖と悪い油は禁物
- 6.毎週(もしくは隔週)の酵素断食
このうち、今回は断食がテーマなので、そのポイントだけ挙げましょう。
- 1.生きた酵素を摂るには、生のままの野菜と果物をたっぷり摂ることが原則。加熱すると酵素は失われる。
- 2.発酵の過程で微生物が作る酵素が体内の酵素を活性化させる。
- 3.より少なく食べ、消化酵素を使いすぎず、体内酵素をできるだけ代謝活動に回すことが男性機能を高める秘訣。
- 4.生の野菜や果物を使って酵素ジュースを作る。
- 5.砂糖や油は血液を汚し、男性機能に大きなダメージをもたらす。
- 6.男性機能を飛躍的に高める酵素断食は、朝、昼、晩と3回に分けて、少量の野菜や果物などを口にしながら行う半断食。
馬並師匠
さる
- 酵素はバッテリー。バッテリーがなければ車は動かない。
酵素と男性機能の関係性
酵素を考えるときのポイントは2つ。
- 潜在酵素を無駄遣いしない
- 体外酵素を積極的に摂り入れる
ということを意識した『酵素強化』ですね。体に余計なものを入れると、それを消費する為に酵素を使うことになります。ここでいう『潜在酵素』ですね。消化酵素と代謝酵素の2つがそれに該当します。
この二つの酵素は、一方が多くなれば、一方が小さくなります。ペニスの勃起は、『代謝酵素』が担っています。先ほど『酵素=バッテリー』という図式を見ましたが、消化酵素の方はただ食物などを消化するだけですから、バッテリーの役割を果たすのは、代謝酵素の方なのです。
- 消化酵素=食物の消化・吸収活動に不可欠
- 代謝酵素=生命活動に重要な役割を果たす
一方が多くなれば、一方が小さくなるのですから、消化酵素の占める割合を小さくした方が、男性機能も強くなります。つまり、消化作業に大量に酵素を使うと、代謝酵素が本来しなければならない役割を果たせなくなり、EDになる可能性が高くなるということなんですね。
ということは、『あまり消化酵素を使わない方がいい』という事実が浮かび上がってきます。それはつまり、『断食』というキーワードにつながってくるんですね。そしてもちろん下記の記事にも書いたように、
- 高脂肪
- 高カロリー
- 食品添加物
- 人工着色料
- 調味料
- 保存料
- 精白されたもの
といったものは、基本的には『有害物質』と考えます。その有害物質をあまり体内に入れると、それを消化する為に更に余計に酵素を消費してしまいますね。これはもう消費というよりは、『浪費』と言っていいでしょう。
馬並師匠
さる
- 潜在酵素を無駄遣いせず、体外酵素を積極的に摂り入れる。
- ペニスの勃起は、『代謝酵素』が担っている。
- 消化酵素の占める割合を小さくした方が、男性機能も強くなる。
- 『有害物質』を摂り入れなることは酵素の浪費である。
断食をして酵素を温存・強化する
お金でもなんでも、浪費をなくし、消費を抑え、適切な投資をするのが原則的かつ賢明な考え方です。更に、下記の『薄毛とデトックス』という記事で考えられるように、
集積される量が排泄機能を上回ると、頭皮下に蓄積されていきます。この蓄積された不純物は、毛母細胞にとっては完全な毒素であり、髪の成長を阻害するばかりか、深刻な脱毛症をも発症させてしまうことになるので、これらの過剰摂取は厳重に注意したいのです。
抗がん剤や放射線などによる脱毛は知られていますが、『排泄機能を超える毒素が体内に溜まると脱毛してしまう』のですね。これを一部では『薬害性脱毛症』と呼んでいます。つまり、挙げたような食品だけじゃなく、
- 麻薬
- 風邪薬
- 頭痛薬
- アルコール
- 抗がん剤
- 放射線
といった有毒性の高い薬物などもそうだし、
- 育毛剤
- サプリメント
- プロテイン
などの健康補助食品などを過剰に摂取した場合も、酵素を『浪費』、あるいは『消費』し、また代謝能力を上回るほど過剰に摂取した場合は、
- 薄毛
- ED
を含めた様々な問題を引き起こす原因となるわけです。ここまで考えると、ますます『断食をして酵素を温存・強化する』ということについて、俄然興味が出てきますよね。
馬並師匠
さる
酵素断食の効能
『男性機能を高める本 (精力減退は酵素不足が原因だった)』にはこうあります。
断食は『メスの要らない手術』
(省略)特に肥満症の人の細胞にはコレステロール、プラーク(垢)、中性脂肪や真菌(カビ)、病原菌、白血球の死骸など、体内の汚れという汚れがこれでもかと詰まっています。細胞の1つひとつに宿便が溜まっているようなもので、私はこれを (細胞便秘)と呼ぶとお話ししました。酵素断食は、全身の汚れた細胞を、いい細胞に再生させる唯一の方法であり、フランスでは『メスの要らない手術』と言われています。
そして本では酵素断食の効能として、以下のようなものを挙げています。
1.潜在酵素が温存される
消化という大プロジェクトが休みになるため、酵素の消費が抑えらえれる。
2.臓器が休息できる
過食で疲れ切った胃や腸、肝臓、腎臓、膵臓などが休まる。
3.大腸が浄化される
腸壁にこびりつき、腐敗毒をまき散らしている宿便をはがし、大腸の掃除ができる。
4.微笑細胞が改善される
腸が綺麗になることで、アキャンソサイトが減り、代謝も活性化してルローもほどける。
5.免疫力が向上する
血液がサラサラになれば、白血球やリンパ球も活性化する。
これらの効能によって、体がいわばオーバーホールされ、体内に溜まった毒素がデトックスされ、代謝も活発になります。それにより、
- 頭痛などの不定愁訴
- 全身の痛み
- 呼吸器や循環器系の症状の改善
- 男性機能のアップ
などに効果があるわけですね。『断食によって酵素や臓器が温存・浄化・強化され、リセットされる』ことで、心身の不調が一気に改善するということなのです。
馬並師匠
さる
- 断食は『メスの要らない手術』。
- 『断食によって酵素や臓器が温存・浄化・強化され、リセットされる』ことで、心身の不調が一気に改善する。
酵素断食の3つの注意点
本ではこの『酵素断食』を行うにあたって、3つの注意点を挙げています。
1.水分はじゅうぶん補給する
ミネラルウォーターなど、良質な水をたっぷりと摂る。体内の毒素が、汗、尿、便として排出されやすくなる。
2.断食前後の食事に気を付ける
断食前日は量を控えめに、生野菜や果物を中心にする。断食後の2食も、生野菜や果物をすりおろすほか、ジュースにするなど、胃腸に負担をかけないようにする。
3.好転反応が出てもあわてない
好転反応とは、症状が改善する過程で、一時的に頭痛、肩こり、腰痛、吐き気、嘔吐、めまいなどが起こること。細胞が大掃除され、溜まっていた物質が血液中に流れ込むためで、細胞便秘のひどい人ほど、その症状は強くなる。
この『水分』に関しては、別の本でも同じように挙げています。例えば、『最後に読む育毛の本』では、溜まった毒素を排出して免疫力をつけるために、次の食事内容を最低一週間実行してほしいと言っています。
本にはこうあります。
・朝食は抜く(水は午前中に500mlは飲む)
どうしても食べたい場合はバナナ、ゆで卵。
・昼食、夕食時にはたんぱく質を多くとる(糖質はご飯からの摂取で十分)。
・一日をとおして水は最低1.5~2リットル飲む(浄化のため)
※水以外では体の浄化ができません。
※水以外の清涼飲料水は飲まない(お茶、砂糖なしコーヒー、紅茶はOK。ただし水の代わりとしてはカウントしません)
また、『毒出し美白ダイエット―美肌・ダイエット・健康回復・便秘解消』にはこうあります。
水を飲まないとからだに老廃物がたまる
水は細胞の中の老廃物を尿や便などの形で体外に流しだしてくれる大切なものです。人間のからだからは毎日2200ミリリットルもの余分な水分が排出されています。このとき毒や老廃物も一緒に出してくれますが、水分が足りないと十分な排出が行われません。1日約1500ミリリットルの水を飲みましょう。また水は新陳代謝を高め肌のトラブルを防ぐ役目も果たしています。
『水が必要』だと言っていますね。また断食の専門書である 『奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)』にも、
生水と柿の葉茶を最低でも500ml以上飲む
とあります。栄養素の高い柿の葉茶が推奨される場合もあるということですね。この場合は先ほどの意見と対立してしまいますが、おそらく違う理由があってそれを選んでいるのでしょう。デトックス(有害毒素の排出)をメインに考えるなら、やはり水にした方がいいでしょうね。
馬並師匠
さる
- 酵素断食の3つの注意点を確認する。
- デトックス(有害毒素の排出)をメインに考えるなら水にした方がいい。
半日断食のすすめ
この専門書の著者は断食の専門家ですから、間違った意見は言っていない可能性がとても高いです。それでは次にこの本の、
- 宿便
- 好転反応
- 空腹になった場合
についての考え方を見てみましょう。
現代医学を超えた断の力
(省略)本断食をすると、好転反応といって、それはそれはきつい反動が出てくることがあります。いわば、生死のせめぎあいといってよいかもしれません。そして、それによって、現代医学でも治せない難病が劇的に好転してくることもあります。そのコツを会得する為に、私は何回も何十回も断食の修行を重ねてきたわけです。
(中略)半日断食は、一言で言うと、朝食を抜くだけのだ時期です。細かい部分ではいろいろと守るべき決まりごとがありますが、誰もがその気さえあれば実行できる簡便なものです。これでも、継続して実行すれば、宿便が排泄され、宿便がたまるのを防ぎます。
そしてそれによって真の健康が得られ、肥満はもちろん、不快な症状や体調不良が解消し、様々な病気が改善するし、さらには脳も若々しく保て、長生きができるという、すばらしい力を秘めているのです。
本断食が厳しい場合は、朝食だけ抜くこの『半日断食』でも構わないのですね。著者たちは口をそろえて、『朝は排泄の時間』だと言いますから、本来は、朝にご飯を食べない方が自然の摂理にかなっているのです。
一方で、朝ご飯は必ず食べるべきだと主張する、一日三食推奨運動は、常に行われていますが、こればかりはこれからも常に意見が分かれ続けるでしょう。アスリートなど、体を動かす人、栄養を常に補給する必要がある人は、一日三食、いや、六食食べることも理にかなってはいます。
とにかく今回は、『酵素と臓器を温存・浄化・強化してリセットし、EDの予防と改善をする』ことが目的ですから、ひとまずは一日三食の件は忘れ、断食に目を向けてみましょう。
『奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)』にはこうあります。
人間の体というものは不思議なもので、食べるから、すぐにお腹がすくのです。これは、胃が荒れているためです。本来空腹を感じるはずではないのに空腹感があることを、偽腹(ぎふく)といいます。胃が荒れていると、偽腹という現象が起こり、空腹感が生じるのです。ちなみに、夜更かしをしていて、夜中におなかがすくのも偽腹です。
食べるからお腹が空く。これは、一度断食を試してみるしかありませんね。断食を実際にした人の意見に耳を傾けると、みんなが『やってよかった』と口をそろえます。有名人で言うと、タモリさん、EXILEのATSUSHIさんなどが、断食を推奨していますね。
とにかく、断食には酵素や臓器を温存・浄化・強化し、リセットする効果を期待でき、それによってEDも改善する。これが今回覚えるべき知識ですね。
馬並師匠
さる
- 断食には酵素や臓器を温存・浄化・強化し、リセットする効果を期待でき、それによってEDも改善する。