EDになりやすい人の性格や特徴はある?
色々ありますが、例えば、
- うつ病になりやすい性格(真面目で完ぺき主義)
- 食事・運動・ストレスの3大要素をぞんざいにしている人
- 会陰部を長時間圧迫している人
- オナニー中毒になっている人
- 手に入れた物には興味がなくなる人
- ペニスばかり求められている気がして萎える人
- 高齢者(男性更年期障害を患った人)
このあたりがEDになりやすい人だと言えるでしょう。
馬並師匠
さる
EDになりやすい人の性格
EDになりやすい性格というものがあります。まず、EDの原因の割合を見てみましょう。
- 心因性=52%
- 器質性=48%
ですね。
また、下記の記事でED患者数の推移や推定人数などを考えてもいいですね。
ただし、記事にも書いたようにその数字は正確ではなく、あくまでも概算ですのでこのような分析をするときも確実性は望めませんので注意が必要です。しかし例えば、『うつ病になりやすいのは真面目で完ぺき主義者』という事実があるように、EDになりやすい性格というものも存在するのです。
また、一見うつ病の問題はEDとは無関係だと思うかもしれませんが、実は非常に密接に関係しています。それは下記の記事を見ればわかります。
また、抗うつ剤を使用しても、それが更にEDの原因となることもあります。
つまりこの時点で、『うつ病になりやすい人は、そのままEDにもなりやすい』という事実が浮き彫りになりましたよね。
『うつとはこんな病気です―症状と治し方』にはこうあります。
うつ病になりやすい性格がある
まじめで完ぺき主義という人に多い
うつ病は一つの要因だけでなるものではなく、正確や遺伝的な要因、生活環境の変化、脳の機能が正常に働かなくなったなど、さまざまな要因が重なって発症すると考えられています。つまり、いろいろな原因、きっかけがあり、だれでもなりうる可能性があるこころの病気といえるのです。
ただ、うつ病になった人の発症前の性格(病前性格)に共通点があることは、昔から精神学の専門家が指摘していました。たとえば、まじめで完ぺき主義、何事にも一生懸命取り組む人は、会社や学校など日常の集まりの場でも人望があり、人気者ということも多いでしょう。こういう人こそ『実はうつ病で悩んでいる』というケースが多いのです。
このような性格の人は、
- 一度決めたら最後までやり通すまで気が済まない
- 融通が利かない
- 頑固
- 人の目を気にしすぎる
という特徴を持っています。この性格ゆえに許容範囲を超えた負荷を自分にかけてしまい、その重荷によって押しつぶされ、うつ病となってしまうのです。何もやる気が起きず、何とも言えない重苦しい気持ちに押しつぶされそうになり、すべてに嫌気がさしてしまうんですね。
『ニッポン男子の下半身が危機的なことに気づいたワタシ (扶桑社新書)』にはこうあります。
うつ病とEDの密接な関係
(省略)男性の場合、うつ病になるとEDを伴う場合が多いようです。うつ病になると、どんなに若い人でも性欲が減退してしまうものだからです。石藏先生はこう言います。
『うつ病になると、あらゆる気力が失われていきますが、その中で最初に失われるのが性欲です。人間の体とは、生命維持に必要ではないものから捨てていくようにできているんですね。例えば心不全の場合でも、EDが最初の症状であることがあります。生きるために、心臓に血液を送ることが先決だと体が判断するからです。ですから、うつ病もまず性欲がなくなって、そのうち睡眠欲、食欲などが失われていく。逆に言うと、寝て食べてセックスができればうつ病ではないと、僕は思っています。』
そういうことなんですね。この時点で、EDになりやすい人の性格がすでにいくつか判明しましたね。うつ病になりやすい性格は、そのままEDになりやすい性格となります。
馬並師匠
さる
- うつ病になりやすい人はEDにもなりやすい。
3大要素をぞんざいにしている人
また、器質性EDと心因性EDの主な原因を見てみましょう。
器質性EDの主な原因
- 1:高血圧、高脂血症、糖尿病、動脈硬化
- 2:脊髄損傷、多発性硬化症、前立腺や結腸など骨盤内の外科手術
- 3:腎疾患、肝疾患、ホルモンの病気
- 4:副作用としてEDを引き起こす薬物
- 5:喫煙、過度のアルコール摂取
- 6:自転車
心因性EDの主な原因
- 1:予期不安
- 2:不安発作
- 3:軽症うつ病
- 4:不妊治療
- 5:ターン・オフ
- 6:夫婦関係のストレス
EDになりやすい性格と言えば、このあたりに該当しがちな人が、そうだと言えるわけです。まず器質性から見ていきますが、特に注目したいのが『生活習慣病』ですよね。下記の記事で生活習慣病とEDの関係性についてはたっぷりと書きましたので、併せてご確認ください。
しかしそう考えると、
- 食事
- 運動
- ストレス
といった3大要素を最適化することの重要性がわかります。そして同時に、その3大要素をぞんざいにしている人ほど、EDになりやすいと言えるでしょうね。器質性EDの原因である『喫煙、過度のアルコール摂取』も、その範囲内と考えます。
そしてそのストレスですが、心因性EDの原因を見ると、そのほとんどの根幹にあるのがストレス(精神的負担)ですよね。つまりここまでをまとめるとEDになりやすい人というのは、
- うつ病になりやすい性格(真面目で完ぺき主義)
- 食事・運動・ストレスの3大要素をぞんざいにしている人
ということになります。
馬並師匠
さる
- 食事・運動・ストレスの3大要素をぞんざいにしている人ほど、EDになりやすい。
会陰部を圧迫する時間が多い人
また、自転車ですが、下記の字に書いたように、
- 長時間の自転車運転
- 長時間のデスクワーク
などで会陰部を圧迫する時間が多い人も、EDになりがちです。ですから、競輪選手やデスクワークをしている人なども、ここに該当することになります。こうした時間をあまり長く作ってしまうと、血流不全となって様々な問題を引き起こします。
- 頭痛
- 腰痛
- 眼精疲労
- 薄毛
- ED
馬並師匠
さる
- 会陰部を圧迫する時間が多い人も、EDになりがち。
オナニーをしすぎる人
また、オナニーのしすぎでもEDとなることがあります。
人間には性欲がありますから、自慰行為をすること自体はいいのです。しかし、あまりその方向に行きすぎると、生身の女性の前で勃起しないということに繋がります。それはEDの定義に当てはまりますので、注意が必要ですね。
セックスレスという問題にも繋がってきます。
またその記事にも書きましたが、
- 手に入れた物には興味がなくなる
- ペニスばかり求められている気がして萎える
という人も、EDになりやすいと言えます。男性というのはコレクション癖があります。カードダスでもベーゴマでも、昆虫でも腕時計でもなんでもいいのですが、レアな物、あるいは自分が持っていないものを見ると、どうしても手に入れたくなります。
しかし、一度手に入れると案外満足してしまって、必要なくなるのです。私なども、エロ動画がセールになっている時に、サンプル動画などを見て興奮し、買ってしまうのですが、いざ買うと、あれほど欲しかったのに興味がなくなってしまいます。
人間というのは愚かな生き物ですね。こういう現象が実際にあるので、例えばそれが彼女や妻ということでも当てはまるのであれば、『手に入れたそのもの』に対し、興味がなくなってしまうということも起こり得るのです。ですから、そういう傾向が特に強い人はEDになりやすいと言えますね。
馬並師匠
さる
- オナニーのしすぎでもEDとなる。
性器が大きい人
また、性器が大きい人もそうかもしれません。巨乳の人がパイズリを求められてうんざりすることがあるように、そういう人の中には、心理的に萎えてしまう人もいるでしょう。それもEDの原因の一つですね。
俺はアソコだけかよ…
と思ってしまい、EDかつセックスレスになってしまうことがあるということです。
馬並師匠
さる
- 性器が大きい人が自分が『性器だけ』だと思うとEDになる。
高齢者
また単純に、高齢者もここに該当することになります。
男性の更年期障害である『LOH症候群』を患うと、
- 1.疲労感、睡眠障害、肩凝り、頭痛、寝汗、顔のほてり、動悸などの『身体症状(自律神経失調症)』
- 2.寝起きが悪い、気力がない、仕事に身が入らないなどの『精神神経症状』
- 3.早期勃起の消失、性欲減退、EDなどの『性機能低下』
という症状に悩まされます。
- STEP.1エッチな刺激
- STEP.2副交感神経興奮
- STEP.3NO(一酸化窒素)放出
- STEP.4cGMP増加
- STEP.5陰茎海綿体平滑筋弛緩
- STEP.6勃起
という流れが勃起の仕組みなのですが、それによってこの太字の部分、NOの出が悪くなり、勃起の条件が整わないのです。男性であり、よほどの重病を患っていない以上、人は一生セックスができますが、勃起となると、やはり年齢による影響を受けることになりますね。
まとめてみると、
- うつ病になりやすい性格(真面目で完ぺき主義)
- 食事・運動・ストレスの3大要素をぞんざいにしている人
- 会陰部を長時間圧迫している人
- オナニー中毒になっている人
- 手に入れた物には興味がなくなる人
- ペニスばかり求められている気がして萎える人
- 高齢者(男性更年期障害を患った人)
このあたりがEDになりやすい人だと言えるでしょう。
馬並師匠
さる
- 高齢者は何かとEDになる。