ニラは精力増強に効果的?
はい。
ニラに含まれるアリシンやビタミンACEは抗酸化作用を持っていて、酸化ストレスを解消します。それがEDの予防と改善に繋がります。また、テストステロンの生成を促進するので、それだけで精力アップに繋がります。セレンの働きも有効です。
馬並師匠
さる
ニラに含まれるアリシンの力
下記の記事に書きましたが、今回は『ニラとED』、あるいは『ニラと精力増強』とうテーマで特化して書いていきます。
『
』などのネギ属の野菜に含まれているアリシンは、下記といった効果を持ちます。
- 抗酸化
- ガン予防
- 血栓予防・改善
- 滋養強壮
- テストステロンの生成の促進
このアリシンについては、下記のニンニクの記事にその効果をたっぷりと書きましたので、併せてご確認ください。
『男性機能を高める本 (精力減退は酵素不足が原因だった)』にはこうあります。
ニンニク、タマネギ、ニラがやっぱり効く!
男性機能アップのために、とりわけ積極的に摂りたい栄養素があります。それを多く含んだ食品を挙げておきましょう。
(中略)次にお勧めしたいのが、玉ねぎ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなどのネギ類です。こうしたネギ属の野菜に含まれているアリシンは、抗酸化、がんの予防、血栓(血の塊)の予防・改善、さらに滋養強壮に効果があります。しかもテストステロンの生成を促進させますから、男性機能アップにはたいへん頼もしい存在です。
やはり注目されているのは『アリシン』ですね。ニンニク同様、このニラにもそのアリシンの効果を期待することができます。抗酸化作用があれば『酸化ストレス』の原因である活性酸素を除去してくれます。酸化ストレスはEDの原因です。
そして、もし前立腺がん等になれば射精等の性機能に問題が出ます。
血栓を予防・改善できれば、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などを予防できます。それらはEDの後にすぐに起こる病気であり、
血液がドロドロになる高血圧はその動脈硬化の原因ですからね。
そしてテストステロンの生成を促進してくれるわけです。男性ホルモンのテストステロンの効果は以下の通りです。
- 男性特有の筋肉質な体のラインにする
- 性欲を高める
- 皮脂の分泌を促す
- 体毛の発育を促す
つまり、テストステロンが強化されるだけでも、性欲は増強するのです。このアリシンの持つ効果がどれだけEDの予防・改善、滋養強壮、そして精力増強に役立つのかがわかりますね。
- 男性特有の筋肉質な体のラインにする
- 性欲を高める
- 皮脂の分泌を促す
- 体毛の発育を促す
馬並師匠
さる
- ニラに含まれるアリシンは精力増強にうってつけ。
ビタミンABCEとセレン
『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
ニラ 疲労回復や血栓予防になるスタミナ野菜
一株から3回以上も収穫ができるほど、生命力が強い野菜。独特な香りはねぎ類と共通する硫化アリルで、疲労回復の働きをするビタミンB1の吸収率を高めます。また、ビタミンAが多く、ビタミンE、Cも多く含み、抗酸化作用があります。
ビタミンB1の力についてはニンニクの記事にたっぷりと書きました。
- アリナミン
- ニンニク注射
なんかも、その主成分はこのビタミンB1です。ビタミンB1はまさにエネルギー生成に欠かせない栄養素。その吸収率を高めるということは、それだけで精力増強に繋がることがわかります。そして、
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
とありますね。これらは全て『抗酸化物質』です。先ほど、『抗酸化作用があれば『酸化ストレス』の原因である活性酸素を除去してくれます。酸化ストレスはEDの原因です。』と書きましたが、これらの抗酸化物質がEDの原因である活性酸素を除去してくれれば、それだけでもEDの予防・改善、そして精力増強となるのです。
『色の野菜の栄養事典』にはこうあります。
にらには老化抑制や動脈硬化の予防が期待されるミネラルのセレンも含まれ、抗酸化ビタミンやアリシンとともに体内の過酸化脂質の生成を抑え、がん予防に役立ちます。
『セレン』が含まれていると出てきましたね。それについては下記の記事に書きましたので併せてご確認ください。
このセレンが、老化の進行を遅らせたり、動脈硬化が引き金となる心筋梗塞や脳卒中を予防し、がんを抑制したり、血行障害や更年期障害の症状を改善したりします。それはもう、全てEDの予防・改善、そして精力増強に役立っているということがわかりましょね。
つまりニラに含まれる、アリシンが抗酸化、がんの予防、血栓(血の塊)の予防・改善をし、EDの予防・改善に役立ち、さらに滋養強壮に効果を発揮し、テストステロンの生成を促進させて男性機能をアップさせ、エネルギー生成に欠かせない栄養素であるビタミンB1の吸収率を高め、
ビタミンA,C,E(エース)の抗酸化作用をたっぷりと含み、EDの原因である酸化ストレスから守ってくれて、セレンがアリシン同様、老化の進行を遅らせたり、動脈硬化が引き金となる心筋梗塞や脳卒中を予防し、がんを抑制したり、血行障害や更年期障害の症状を改善したりしてくれて、EDの予防・改善に有効なのです。
馬並師匠
さる
- ビタミンABCEとセレンが更に勢力増強に役立つ。
ニラとレバーの相性
そのニラですが、『調理と食べ合わせのコツ』として、『色の野菜の栄養事典』にはこうあります。
レバニラでレバーの吸収率を高める
おなじみの料理といえば、レバニラ炒め。アリシンには肉類に含まれるビタミンBの吸収率を高め、共存するベータカロテンは油とともに摂ると吸収率が高まるため、組み合わせがよい。
やはりおすすめは『レバニラ炒め』のようですね。レバーの持つ栄養素をいかんなく発揮させたいときに、このニラは有効なのです。ではまず、ニラの栄養素を見てみましょう。
ビタミンA | 290ug |
---|---|
ビタミンB2 | 0.13mg |
ビタミンC | 19㎎ |
ビタミンE | 2.5mg |
カリウム | 510㎎ |
糖質 | 1.3g |
ビタミンA | 370ug |
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ビタミンB2 | 0.12mg |
ビタミンC | 11㎎ |
ビタミンE | 3.1mg |
カリウム | 400㎎ |
糖質 | 1.4g |
ゆでるとビタミンAが上昇しますね。まあこれだけでもビタミンAがかなり豊富だということがわかります。例えばあの健康食品の王様である『納豆』には、ビタミンAが含まれていません。そう考えると、ニラに含まれるビタミンAの含有量の多さがわかりますね。
では、レバーの栄養素を見てみましょう。『あたらしい栄養事典』にはこうあります。
レバーの栄養素(100g中)(牛)
エネルギー | 132キロカロリー |
---|---|
たんぱく質 | 19.6g |
ビタミンA | 1,100ug |
ビタミンB12 | 52.8mg |
コレステロール | 240mg |
レバーの栄養素(100g中)(豚)
エネルギー | 128キロカロリー |
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たんぱく質 | 20.4g |
鉄 | 130mg |
ビタミンA | 13,000ug |
コレステロール | 250㎎ |
レバーの栄養素(100g中)(鶏)
エネルギー | 111キロカロリー |
---|---|
たんぱく質 | 18,9g |
ビタミンA | 14,000ug |
葉酸 | 1,300ug |
コレステロール | 370mg |
牛レバーの1,100ugだけでも、ニラの4倍近くあります。そしてなんと豚レバーと鶏レバーに関しては、3,40倍はありますね。ビタミンAの量が抜群ということになります。このレバー類と一緒に作る『レバニラ炒め』を食べれば、ものすごい『抗酸化作用』を得ることができることがわかりますね。
身体が疲労しているとき、それは活性酸素が体内に『酸化ストレス』を与えている状態ですが、レバニラ炒めを食べることで、その原因である活性酸素を除去してくれる抗酸化作用のビタミンAを大量に摂れます。とても心強いですね。『疲れたときはレバニラ炒め』という考え方は、間違っていないのです。
私もたまにレバニラ炒めを定食屋に食べに行きますが、仕事と運動を毎日している私は、やはり体がたまに欲するんですね。レバーもニラも、外食に行かなければあまり食べる機会がないので、たまに外で食べることにしています。食べた後はいつも心なしか、元気が出た気がしますね。
まるで、『普段補給できない栄養素』を補給して、体の細部をメンテナンスするような感覚で、たまにレバニラ炒めを食べることを習慣としています。説明したように、酸化ストレスはEDの原因です。皆さんもたまにレバニラ炒めを食べて、元気いっぱいの生活を取り戻しましょう。
『臭くない!レバニラ炒めのおいしい作り方レシピ』の動画を載せておきます。
馬並師匠
さる
- 『レバニラ炒め』を食べれば、ものすごい『抗酸化作用』を得ることができる