世の中の『コッソリ系』情報を正確に伝えます。

卵は精力増強に有効?『サルコペニア』、『フレイル』の予防って…それ何?

卵は精力増強に有効?

卵には栄養がたくさん入っています。

 

この一つ一つの栄養を見ると、全て精力増強に一役買っているということがわかります。また、筋肉量が落ちる『サルコペニア』や同じような意味を持つロコモの一歩手前であるフレイルの対策として、たんぱく源となります。下半身の筋肉量が落ちてしまえばEDが治っても意味がありません。

馬並師匠

ロコモとかサルコペニアとかフレイルとか、栄養に知識ある人しか知らない言葉が出てきたね!詳しく解説するね!
師匠に任せれば大丈夫っす!

さる

卵とED

下記の記事に、『EDに有効な食材』、あるいは『精力増強に有効な栄養素』について書きましたが、今回は『卵』の持つ効果について特化してまとめていきます。

 

 

 

下記の記事に書きましたが、卵が『完全食品』と言われる理由は、卵のアミノ酸の配合率が理想的だからです。アミノ酸のグリシンプロリンが、肌の弾力を保つコラーゲンを形成しますし、グルタチオンが動脈硬化や肝機能低下を押さえて、白内障などの眼病を防ぎます。

 

 

その記事でも、『毎日10個の生卵を食べなければ薄毛になる心配もない』と書きましたが、基本的には卵はとても栄養価が高く、毎日食べたい完全食品です。栄養満点ですからね。

 

『あたらしい栄養事典』にはこうあります。

卵形 ビタミン、たんぱく質が豊富な安価な完全栄養食品

 

(省略)コレステロール量は多い一方、卵に含まれるレシチンやオレイン酸は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増加させます。卵白たんぱくには内臓脂肪を減らす作用があることが報告されています。

 

先ほどグルタチオンの効果は説明しましたが、このレシチンやオレイン酸も同じように動脈硬化の原因であるLDL(悪玉)コレステロールを減らしてくれるんですね。しかもHDL(善玉)コレステロールを増やしてくれます。

 

下記の記事に書きましたが、アボカドにもこのオレイン酸が含まれていて同じ効果を期待することができます。

 

 

LDLコレステロール
悪玉コレステロール。増えすぎると動脈硬化の原因となり、逆に少なすぎると脳出血の原因になる。
HDLコレステロール
善玉コレステロール。LDLコレステロールを回収する働きがある。

 

これらの働きをする栄養素を摂れば、動脈硬化や心筋梗塞の予防や治療にも効果的なんですね。そしてアボカドの記事にも書いたように、それら生活習慣病の予防・改善ができるということは、EDの予防・改善に繋がるのです。

 

 

  • グルタチオン
  • レシチン
  • オレイン酸

 

の3つの栄養素が、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やしてくれて、動脈硬化を防いでくれるので、EDの予防ができるということです。

 

 

馬並師匠

卵は栄養満点なんだ!
そうなんですね!

さる

この章のまとめ
  • 卵が『完全食品』と言われる理由は、卵のアミノ酸の配合率が理想的だから。
  • 毎日10個の生卵を食べなければ薄毛になる心配もない。
  • レシチンやオレイン酸はLDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やす。
  • 動脈硬化を防いでくれるので、EDの予防ができる。

卵の主な栄養成分

では、『カロリーSlism』で『卵の栄養素』を検索し、最も目立つ栄養素をピックアップして掲載しましょう。

 

卵1個分の栄養素(60g)
ビタミンA 90ug
ビタミンD 1.08ug
ビタミンE 0.6mg
ビタミンK 7.8ug
ビタミンB2 0.26mg
ビタミンB12 0.54ug
ビオチン 15ug
セレン 19.2ug
参考 卵 - カロリー計算/栄養成分カロリーSlism

 

またこのほかにも、卵の卵黄には『アルギニン』というものが含まれています。下記の記事に書いたようにこのアルギニンには、

 

 

  • 精子の数を増やし、その運動性を高める
  • 勃起に必要な一酸化窒素の分泌を促し、勃起力を高める

 

という効果があり、精力増強にこのアルギニンは欠かせないんですね。過剰摂取によって子供が『巨人症』になるリスクがありますが、往々にして栄養素の過剰摂取はサプリメントの摂取が原因です。卵黄のアルギニンは、

 

卵1個分のアルギニン含有量

100g 1.2g

 

で、卵1つで卵黄0.2gですから、6つ食べてはじめて1.2g。そして1日に必要な適正摂取量は以下の通りです。

 

アルギニンの適正摂取量(1日)

未成年 4g
成人 9g

 

子供は『4g』とされていますから、それを多少超えるくらいでも大丈夫。つまり、

 

  • 1.2g÷6個=0.2g
  • 4g÷0.2g=20個

 

で、20個の卵でようやくこの4gが摂取できるわけですから、卵を1つ2つ食べたところで巨人症の問題ははありません。

 

馬並師匠

アルギニンも精力増強剤には必ず含まれていると言っていいほど効果が高いからね!
なるへそ!

さる

この章のまとめ
  • 卵に含まれるアルギニンが精力増強に役立つ。

セレンとビオチン

またこの栄養素の中で特に注目するべきなのはセレンとビオチンの含有量ですが、そのほかにもこれだけのビタミンが含まれていることはとても大きいと言えます。

 

まずビオチンですが、その恩恵は先ほどの薄毛の記事を見ていただいたほうがいいでしょう。ビオチンは健康的な髪の毛に欠かせない栄養素なので、育毛効果があるのです。しかし、生卵の卵白に含まれる『アビジン』という成分が、このビオチンの動きを阻害してしまうので、『生卵を食べるとハゲる?』という疑問が存在しているんですね。

 

しかし実際には先ほども言ったように、『生卵を毎日10個食べ続ける』くらいのことをしなければ、そのアビジンは悪い結果を招きません。ですから安心して卵を食べていいのです。

 

ちなみに、『栄養素を効率的に取り込めるのは、『半熟卵→ゆで卵→生卵』の順。』という事実がありますから、半熟卵で食べることを意識したほうが、卵の持つ恩恵を最大限に取りいれられるでしょう。

 

『【友加里】究極の半熟卵の作り方!』


 

『【麺屋むどう】ラーメン屋が教える簡単な半熟卵の作り方』


 

またセレンです。この栄養者下記の記事に書いたように、

 

 

  • 過酸化脂質
  • 動脈硬化
  • 血行障害
  • がんの抑制
  • 更年期障害

 

というキーワードと密接に関係しています。つまり先ほどのオレイン酸などの効果と同じように、動脈硬化等のこういった問題を予防・改善してくれるんですね。

 

馬並師匠

生卵を毎日10個食べ続ける生活を続ければ、白身にあるアビジンがビオチンの邪魔をして、薄毛の原因となるかもしれないけどね!
うーむ!

さる

この章のまとめ
  • 卵に含まれるビオチンには育毛効果がある。
  • セレンは動脈硬化等を防いでEDの予防と改善に役立つ。

ビタミン類

また、ビタミンAもそのウナギの記事に書きました。ビタミンAとEは、『抗酸化物質』です。ですから、体を『酸化ストレス』から守る効果を期待できます。下記の記事に書いたように、この酸化ストレスはEDの原因ですから、このような抗酸化作用のある栄養素を摂ることは、EDの予防・改善に繋がっているのです。

 

 

それからビタミンDです。下記の記事に書いたように、

 

 

ビタミンDが不足すると『生活習慣病』になる恐れがあります。これもまた先ほど同様、糖尿病や動脈硬化等の生活習慣病の予防・改善に繋がっていて、それがEDの予防・改善にも繋がっています。

 

また、ビタミンKです。『あたらしい栄養事典』にはこうあります。

ビタミンK 血液凝固や凝固抑制にバランスよく働く

(省略)私たちがけがなどで出血しても、しばらくすると血が止まるのは、血漿内に含まれているフィブリノーゲンという物質が、フィブリンという個体に変化するからです。この血液凝固過程で働くプロトロンビンという物質を肝臓で生成するときに不可欠なのがビタミンKです。

 

それとは逆に、血液は出血時以外は正常に流れていなければなりません。ビタミンKには血栓や血管内での、血液の凝固を防ぐ働きもあります。つまり、血液の凝固や、凝固を抑制する働きを、必要に応じてバランスよくこなしているのがビタミンKなのです。

 

ビタミンKは、

 

  • 血液を凝固させて出血を止める
  • 血栓や血管内での血液の凝固を防ぐ

 

 

という2つの働きをサポートする栄養素です。今まで出てきた『動脈硬化の予防・改善』効果があるすべての栄養素も、結局はこの『血液の流れを良くする』というひとまとめにできます。勃起の仕組みを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    エッチな刺激
     
  • STEP.2
    副交感神経興奮
     
  • STEP.3
    NO(一酸化窒素)放出
     
  • STEP.4
    cGMP増加
     
  • STEP.5
    陰茎海綿体平滑筋弛緩
     
  • STEP.6
    勃起
     

 

という流れが勃起の仕組みなのです。つまり、血液の流れがよくなければ、例えば血栓ができていたり、動脈硬化などで血液がドロドロになってしまっていれば、ペニスに血液が流入できませんよね。それはつまり、EDということになるのです。

 

つまり卵に含まれる、

 

  • グルタチオン
  • レシチン
  • オレイン酸
  • ビタミンD
  • ビタミンK

 

このすべてが動脈硬化といった『血行不良』の問題を予防・改善してくれるのです。これは心強いですね。アルギニンの力も考えれば、下半身強化にもうってつけの食材と言えるでしょう。

 

 

馬並師匠

ビタミンはメンテナンス栄養素だからね!これを毎日摂取することが大切なんだ!
なるへそ!

さる

この章のまとめ
  • ビタミンAとEは、『抗酸化物質』としてEDの予防と改善に役立つ。
  • ビタミンDも糖尿病や動脈硬化等の生活習慣病の予防・改善に繋がっていて、それがEDの予防・改善に役立つ。
  • ビタミンKも血行にいい働きをしてEDの予防と改善に役立つ。

サルコペニアとフレイル

また、その『下半身強化』ということならまだ見るべきポイントがあります。キーワードは、

 

  • サルコペニア
  • フレイル

 

です。何のことかさっぱりわかりませんよね。『あたらしい栄養事典』にはこうあります。

『サルコペニア』や『フレイル』にも注意が必要

 

とくに筋肉の量が減ることを『サルコペニア』といいます。加齢で疲れやすくなって心身の活力がなくなる、※ロコモの一歩手前である『フレイル』も心配です。いずれも将来、寝たきりや要介護のおもな原因となり、ひいては健康寿命を縮めてしまうことになるため、高齢になる前に予防しておくことが大切です。

 

『ロコモ』という言葉も出てきましたね。一度これらの言葉を整理してみましょう。

 

ロコモティブシンドローム
筋力・バランス能力の低下、骨や関節の病気などによって転倒・骨折しやすくなること。自立した生活ができず、介護が必要となる危険性が高い状態。
サルコペニア
筋肉量が低下し、筋力または身体能力が低下した状態。加齢によるものと、体を動かさなかったり、栄養不足、病気などが原因で筋肉量が減る場合のものとがある。
フレイル
加齢によって筋力や精神力が衰える状態全般を指す言葉。働くことが面倒になると、ますます筋力が低下し、要介護のリスクが高まる。

 

 

フレイルを放っておくと、ロコモティブシンドロームになるんですね。そして、サルコペニアというのは何のことはなく、ただ『運動しないと筋肉が減る』、『加齢によって筋肉が減る』というあの現象を指し示した言葉です。日本整形外科学会や、日本老年医学会などが提唱している言葉ですね。

 

これらの対策として、本はこう続けています。

今日からでも強い足腰を守る生活を

 

これらを防ぐためにはまず、たんぱく質をしっかりとること。年をとるとさっぱりした食事を好みがちですが、魚はもちろん、肉や卵も食べましょう。

 

(中略)また、動かないと筋肉の量はどんどん減ってしまうので、日頃から運動する習慣をつけておくのも大事なこと。

 

つまり、

 

  • 肉・魚・卵からたんぱく質をしっかり摂る
  • 毎日適切な運動をする

 

という2点を守れば、サルコペニアやフレイルなどの予防をすることができるのです。当然ですが、健康的な性生活を送るためにはこういった『強い足腰』を作ることが必要不可欠です。たとえEDにならなくてもこういった問題が起きれば、元も子もありませんからね。

 

私の祖母は80歳を過ぎたあたりからロコモティブシンドロームになりましたね。まさに、何もない場所で転倒してしまい、骨折して入院しました。そしてその後は介護施設を利用しながら余生を生きています。今は90歳でまだ生きていますが、もちろん、いずれは寿命を迎えるでしょう。

 

そのようにして、確かに人はいずれロコモティブシンドロームを迎え、最期には終わりを告げます。しかし、その『最期』は人間の努力次第で引き延ばすことができます。この、

 

  • ED
  • 精力
  • 性生活

 

といった問題も同じですね。食事や運動を含めた普段の生活習慣をできるだけ最適化し、できる限り元気な人生を送りましょう。

 

 

この調理器具を使ったゆで卵の作り方も面白いですね!

 


 

私は実際に母に買いましたが、下向きなレビューもある中で、別に母は文句を言わずに楽しんで使っています。若い人はこれらのキッチンアイテムを使いこなすだけの覚悟が足りないんでしょうね。主婦歴が長い母にとって、後片付けが面倒なのは当たり前だと覚悟していますから、多少手がかかってもこのアイテムを楽しんでくれているようです。

 

馬並師匠

卵にも肉にも、よく見れば悪い点を見つけることはできるけど、食べすぎなければ非常に優れた食材なんだね!
たしかに!

さる

この章のまとめ
  • 筋肉の量が減ることを『サルコペニア』という。
  • 『フレイルと』は、加齢によって筋力や精神力が衰える状態全般を指す言葉。
  • それらを予防する為に肉・魚・卵からたんぱく質をしっかり摂ることが必要。