仕事で忙しくてED気味…夫婦の営みもご無沙汰で…どうしたらいい?
疲労はEDやFSD、セックスレスの原因です。
仕事で忙しい人は仕事の量を減らすことが大切です。我々は『仕事の為に生きている』のではないのです。『生きるために仕事をしている』のであり、仕事は家族よりも大切ではないということを覚えておきましょう。
馬並師匠
さる
EDが起こる条件とは
EDは、疲れていても起きる現象です。単純に、パワーが出なければセックスやオナニーなどもする元気はないし、勃起もしないものです。それは女性も同じで、疲れているとそもそもやる気にならないので、心がその気じゃないために、濡れもしないものです。女性は男性よりもはるかに『ムード』を大切にしますから、メンタルの部分を整えることは極めて重要となります。
『女医から学ぶあなたの魅力が10倍増すセックス』にはこうあります。
ベッドへいかに美しくエスコートするか
デート中の前戯で彼女の欲情を高め『今日はOK』というところまでもっていくことができたあなた。これからホテルなり自宅なりへと移動することになります。このタイミングで、必ずキスをしてあげていください。ホテルについてからキスをするなんて、キスがセックスするために存在するかのようで、女性は寂しくなってしまいます。そう、この時点ではまだ、彼女は『帰る』という選択をすることも可能なのです。
ムードを作って、キスをして、そういう前戯にたくさん時間を使って、はじめて女性は男性を受け入れる体制が整います。つまり、女性のメンタルの部分をきちんと理解していないと、愛のある充実したセックスをすることはできません。つまり、もちろん女性がFSDとなることもあり、それを見て男性がEDとなるということもあるのです。
育児で女性が疲れているとき、仕事で男性が疲れているときなどは、無理にセックスをする必要はありません。無理にしたところで充実したセックスはできませんからね。お互い、EDやFSDの現象が起きて、愛を確かめ合おうとしたのに、逆に愛が覚めてしまうということになりかねません。
特に新婚夫婦ならそうなりがちですね。ベテラン夫婦ならお互いのフィーリングをよく理解していますから、そもそもそのような無理強いをすることも少なくなります。 しかし、新婚夫婦はやはりまだ血気盛んで、自分たちに与えられた『権利』を使おうと必死です。あるいは、子供がいない夫婦などは尚更、性生活に躍起になります。
しかし、焦ってもいいことはありません。適切なタイミングというものがあります。疲れているとき、あるいは相手がその気じゃないときに無理にセックスをしようとするのはやめたほうがいいかもしれませんね。
馬並師匠
さる
- EDは、疲れていても起きる現象。
- 相手がその気じゃないときに無理にセックスをしようとするのはやめたほうがいい。
セックスはお互いの気持ちがきちんと整っていることが条件
『ニッポン男子の下半身が危機的なことに気づいたワタシ (扶桑社新書)』にはこうあります。
ショックが尾を引く『拒否られED』
『妻だけED』と違い、パートナーへの性欲はしっかりあるのに、タイミングの悪さが原因でEDになってしまうこともあります。いくら付き合いの長いパートナーが相手でも、夜の誘いを断られるのはショックなもの。そのショックが尾を引いて、気づけばEDになってしまっていた…というパターンです。
このパターンに陥ってしまう男性の思考には、2通りあると思います。一つは『俺とはもうセックスしたくないのか』と、男としての自信がしぼんでしまい、誘う勇気がなくなってしまうケース。もう一つは、『また断られたらいやだな』という気持ちが膨らみ、そのままセックスが面倒くさくなってしまうケースです。
このような『拒否られED』になるリスクもありますからね。
つまり、
- FSDを見てEDになる
- EDを見てFSDになる
- 拒否られてEDになる
- 拒否られてFSDになる
等のリスクがあるので、やはりセックスはお互いの気持ちがきちんと整っていることが確認できてから行うべきでしょう。若いころ、新婚の頃、子供が欲しくて焦っている時期などはこのあたりの問題を無視してつい暴走、あるいは一方的になりがちですが、セックスは二人の問題ですからね。自分一人の判断で行うのはマナー違反です。
基本的にはマナーを違反する人を見たら、人は興ざめします。興ざめするということはメンタルを整えられないということですから、EDやFSDに繋がるということですね。もちろん、中には『マナー違反をする人』や、『一方的で強引でオラオラな人』に惹かれる人もいるでしょうが、原則的には、人に心がある以上、その心をないがしろにした行為は全て、悪い結果に繋がってしまいます。
『ニッポン男子の下半身が危機的なことに気づいたワタシ (扶桑社新書)』にはこうあります。
確かに、『明日は早いの』『疲れてるの』『そういう気分じゃないの』などと断られたら、セックスに対するモチベーションがガクンと下がってしまうのも頷けます。しかし、女性を弁護するわけではないのですが、深い意味などなくても、そのようなセリフを言ってしまうことが女性には多々あります。
例えば、家事や育児ですっかり主婦モードや母親モードになっていると、翌日の子供のお弁当作りのことが頭をよぎり、『明日は早いの』と素直に言ってしまうことがあるのです。
この記事はまさに今回のテーマと同じことについて書いていますね。しかし女性は男性よりもこのような言葉を口にすることが多いものです。
馬並師匠
さる
- セックスはお互いの気持ちがきちんと整っていることが条件。
無意識に気分で行動する女性
例えば、これは自分のことですが、以前妹とゲームの『スーパーマリオ』をやっていたときのこと。
私と妹は年が離れていて、ゲームをやることもほぼありません。つまり、その機会を逃したらもう二度とやることもないかもしれません。それくらい珍しい機会でした。そして、お互いにそれがわかっているので、二人で楽しくゲームをしていました。
あれは、一日でクリアできるものではありませんから、何日もかけて少しずつクリアしていきました。二人で協力してできるゲームですから、毎日楽しく、思い出作りのような感覚で、楽しんでいました。
しかし、ゲームも中盤に差し掛かったころ、いつものようにゲームに誘うと、妹は私にこう言いました。
今日は無理。
その言い方には少しトゲがあり、まるで私が『妹とゲームがしたくて仕方ない奴』のような扱いをされている感覚がありました。妹はおそらく、大学の勉強か何かで忙しく、余裕がなかったのでしょう。しかし私は、兼ねてから妹には、いつか自分の威厳を教えてやらなければならないと思っていたので、私はその問題をスルーしませんでした。
そういう断り方をするんだったら、もう二度と誘わねえぞ!
私は血気盛んな生き方をしてきて、剣道もボクシングもやっていたのですが、女性や家族に対して暴力をふるったことはありません。しかし、人というものは弱みに付け込むものです。下手に出すぎると勘違いをするものです。ですから、一度ビシっと自分の威厳を教えなければならないと思い、珍しくそのように、多少理不尽かつ感情的に、叱りつけたのです。すると、
ごめんよ…
と言って、半ば畏怖しながら反省してくれました。そしてその後、二人で仲良くまた時間が合うときにゲームをやり、無事にゲームをクリアすることができました。妹は、
マリオを全クリしたのは初めてだよ!
と言っていました。何事も、物事をやり遂げるというのは強い意志が必要です。途中で様々な問題が起きるでしょう。投げ出した方が楽なときもあります。しかし、それでも断固とした意志を燃やし続ける。その不撓不屈の精神が、結果に結びつけるのです。
こういう事例を知っていることから、私は女性が気分で『つい男性を萎えさせてしまうことを言ってしまう』ということ、また、『それでも男性が断固とした意志を持っていればムードが作り出せる』ということ、そして『お互いのやる気が整うことの大切さ』を理解しています。
結局このときもゲームをせず、違う日にやりましたからね。兄妹でやるゲームと、パートナーと行うセックスはまるで違うように見えますが、『お互いが楽しむために必要なこと』のポイントは一緒です。 ですから、疲れているときに無理にセックスをして楽しもうとするのは、よほど自分に『断固とした意志』や『ムードメーカーとしての実力』がある自負がない以上、避けた方がいいということなんですね。
馬並師匠
さる
- 女性は気分でつい男性を萎えさせてしまうことを言ってしまう。
- それでも男性が断固とした意志を持っていればムードが作り出せる。
- お互いのやる気が整うことの大切さを理解する。
賢い者は時間を作り、愚かな者は言い訳を作る
自分が疲れているときも同じです。相手がそれを見てFSDになることがあります。そしてそんな日が続けばセックスレスとなり、いつか男性側の心が整ったとしても、女性側が全く整えることができない、という重い状況に陥ることにもなりかねません。
そう考えると、毎日の疲労ケアがとても大切になることがわかりますね。仕事で忙しい人は仕事の量を減らすことが大切です。そうしなければ、セックスはもちろん、家族との時間をないがしろにすることに繋がり、『よくある離婚の原因』を作り出すことになりますよ。
もし、『残業をすること』にある種の誇りを覚えているなら、その『勘違い』を矯正することが大切です。
ソクラテスは言いました。
我々は『仕事の為に生きている』のではないのです。『生きるために仕事をしている』のであり、仕事は家族よりも大切ではないのです。
記事に書いた参考文献を一つだけ紹介しましょう。『ハーバードとグーグルが教えてくれた人生を変える35のルール』にはこうあります。
とにかく夕方17時には、ほとんど皆オフィスから姿を消すのです。17時半にはグーグルの敷地内にあるジムは混み初め、18時まで残っていたら『よく頑張ったよね』という感じ。19時にオフィスにいたら『何かあった?』と言われるぐらい。
24時間眠らないで仕事しているというイメージをもたれるかもしれませんが、まったく逆。もちろんローンチ直前のエンジニアなどの例外はありますが、そもそも残業や週末に働くなんて『クールじゃない』という文化があります。
最初は私もグーグルに入ったときに『うそ!』と思いましたが、それがあたりまえになると『働き過ぎって、やっぱりちょっとヘンかも』と思うのです。際限なく時間を使って仕事したからといって、成果は何倍にもならないことが多いのですから。
際限なく時間を使って仕事したからといって、成果は何倍にもならないことが多い。それが現実なんですね。そんな『わずかばかりの結果』のために、『かけがえのない家族との時間』をないがしろにする。それがどれだけ愚かなことかを知る必要があるのです。
女性が言う、
仕事と家族、どっちが大切なの?
という言葉は『死語』だと言われますが、実際は永久に消えない疑問です。しかしその女性の真意とはまさに、そのようなことを男性に問いかけたいんですね。
ですから、もし仕事仕事で疲れがたまっている、ということを言い訳にしている人がいるならば、その仕事の量を減らすことが大切です。もちろん、それでスムーズにいっているのであればそうする必要はありませんが、セックスも含めたどこかに『無理が生じている』のであれば、改善する必要がありますね。
その仕事への熱意は買います。しかし、仕事をしてどうしたいのでしょうか。もし『成功』したいなら、矛盾しています。成功者とは、『時間、お金、家族(友人)』のすべてがそろっている人のことを言います。つまり、そのすべてをないがしろにするような人が、成功することはできないのです。そして、『性交』することもできませんね。
成功する為に、今を代償に払っているんじゃないか!
と思った人は、次の言葉を熟考するべきです。
阪急グループ創始者、小林一三は言いました。
成功できる人は、お金や時間が『ない』ことを言い訳にしないのです。賢い者は時間を作り、愚かな者は言い訳を作るんですね。
馬並師匠
さる
- 賢い者は時間を作り、愚かな者は言い訳を作る。