EDの原因は男性にある?
いえ。そうとも限りません。女性側に問題がある場合も多々あります。
馬並師匠
さる
どんな人がなる病気なのか
EDは男性がなる病気です。『EDは治療で治る病気』(医学芸術社)という本がありますが、EDは『病気』なんですね。勃起障害です。ただ、薄毛治療や美容整形と一緒で保険が効かずに自由診療となるので、治療をするときはお金がかかります。
ただ、お金がかかると言っても1万円を超えることはないですね。インプラントなどは100万円を超えるときもありますから、それと比べれば圧倒的に安いです。そのあたりの詳細は下記の記事にまとめましたので、併せてご確認ください。
EDは男性がなる病気ということがわかりました。しかし、その原因は女性である場合もあります。パートナーなり、色々な女性がその対象です。往々にしてはパートナーですね。その人が自分をどう扱ったか、ということが響いてくるわけです。
EDの原因の割合は、
- 心因性=52%
- 器質性=48%
ですが、そのうち心因性EDが最も多いのは30代です。
EDになる年齢というのは、
- 1位:30代
- 2位:20代と40代
- 4位:50代
- 5位:60代
- 6位:70代
- 7位:10代
- 8位:80代
出典:『EDは治療で治る病気』(医学芸術社)
です。まあ実際には70代と80代は対象人数の絶対数が少ない、というだけの事実もありますが、それでも上位を占めるのが20~40代という所を見ると、EDと年齢はさほど関係がないということがわかります。
器質性のEDは主に病気や加齢などが挙げられるわけですが、それよりも多いのが30代の心因性EDなんですね。これは意外な結果だと驚く人も多いでしょう。しかし、『病は気から』。精神的な面が人間の体や人生に与える影響は甚大です。それを理解するためには、下記の記事を見るのが良いでしょう。
人間の思考の力がどれほど強いかを知ることができる記事です。
馬並師匠
さる
- EDは『病気』。
- 心因性EDが一番多いのは30代。
精神の熟達レベルと実際に起こる結果の関係性
30代が一番心因性EDが多いということは、自ずと見えてくるのは『精神未熟』というキーワードですよね。そのうち、少しずつ歳を重ねるごとにその現象が減っていくわけですから、その理由はもはや『精神未熟がゆえに心因性EDになった』という理由以外には考えられません。
心因性EDのことについては詳しく下記の記事に書きましたが、
- SEXの時に与えられる緊張やプレッシャー
- 過度に期待される性器や性的なサービス
- 一度目のSEXでの失敗経験によるトラウマ
- 過去に断られた経験によるトラウマ
このような問題が心にのしかかり、それを払いのけることができない、あるいはどう整理していいかわからない、という事実が、心因性EDを引き起こす理由となっているのです。例えば、下記に3つの真理を突いた記事があります。
正直、この3つを理解すればもう心因性EDなど治っています。しかし、これらの真理を自分のものにすることは容易ではありません。およそ30代の精神未熟な時期では難しいと言えるでしょう。私がこれを捻出したのは30代前半でしたが、私は他と違う経験をしていますからね。
例えば『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
世の偉人たちの言葉と向き合っています。
他にも、これを読んでいる人がおそらく一生経験しないような経験をしているかもしれません。したがって、私は人一倍洞察力が身についているので、理解できるのです。
これは自慢でもなんでもなく、ただ私がそういう環境を生きたというだけなのです。ある人は、気づいたら3歳の頃からスポーツをやらされていた、という人がいます。例えば、
- イチロー
- 本田圭佑
- 吉田沙保里
- 羽生結弦
- 福原愛
- 石川遼
- 錦織圭
彼らは皆、幼少期の頃からそれぞれのスポーツをやっていました。親がそういうレールをひいてくれたんですね。もちろん、だからといってそういう環境にいた人がすべて花開くというわけではありませんが、しかし環境としては最高のものを用意してくれているわけです。それは、下記の記事を見ればわかることですね。
もし10年以上の経験者がいて、もう一人が1か月もやっていない初心者がいた場合、そこに能力の格差があるのは当たり前のことです。私は人生で色々ありましたから、その分、このような洞察力が身に付きました。それだけのことなのです。
ですから、サッカーもフィギュアスケートも全くできませんし、英語もしゃべれなければヴァイオリンもひけません。そう考えると、私の洞察力は単なる一つの個性ですから、それだけのことだと解釈するのが正解です。
彼らスポーツ選手は、そのスポーツセンスで最高のパフォーマンスをすることで人々を魅了しています。私はこの洞察力を使って、世に『正しい情報』を届けたい。そういう思いで、様々な記事を書いているんですね。
馬並師匠
さる
- 精神の熟達レベルと実際に起こる結果の関係性を知る。
心因性EDの立場にある人は贅沢?
さて、話を戻しましょう。先ほど載せたような真理を理解できることができるのは、そのようにしてある程度精神が熟達した人だけです。30代という若さでEDになってしまう人が多いのは、明らかに『心の整え方』がわからない未熟さが背景にあります。ということは、『心を整える』ことができたら、心因性EDは改善するんですね。
勃起の仕組みを見てみましょう。
- STEP.1エッチな刺激
- STEP.2副交感神経興奮
- STEP.3NO(一酸化窒素)放出
- STEP.4cGMP増加
- STEP.5陰茎海綿体平滑筋弛緩
- STEP.6勃起
という流れが勃起の仕組みなのです。病気や加齢によって支障が出るのは、往々にして、
- NO(一酸化窒素)放出
- 動脈血大量流入
の部分です。例外として下記の記事に書いたように、『逆行性射精』などの問題が生じる場合は『副交感神経興奮』の部分に関係がありますが、それはEDではないので、その2つが主に問題摂ります。
加齢によって男性更年期障害(LOH症候群)になり、男性ホルモンが低下し、NOの出が悪くなる。あるいは、動脈硬化などの生活習慣病によって血行不良となり、ペニスに血液が流入せずにEDとなる。それが器質性EDの主な原因ですね。
そして、心因性EDの場合は、
- 副交感神経興奮
の部分が問題となるわけです。
- 交感神経が優位=緊張、不安
- 副交感神経が優位=リラックス
ですから、心を整えることができず、緊張や不安があると、交感神経が優位になります。すると、NOが放出されず、勃起の条件が整わず、EDとなるんですね。ということは、心因性EDの場合は『心を整える』ことさえできれば、すぐにEDは治るんです。
そう考えると、器質性EDのように改善に時間がかかる、あるいは『もはやED治療薬を使うしかない』という状況にいる人からしたら、ある意味贅沢な立場にあると言えるかもしれません。まあ、ED治療薬は思っているほど悪い薬ではなく、むしろ優秀な薬なんですけどね。
馬並師匠
さる
- 心因性EDの人は、器質性EDの人と比べてある種贅沢な立場にある。
女性が原因であったとしても自分を原因とせよ
さて、ここまでで、
- 女性が原因でEDになることがある
- ED患者で最も多いのは30代だ
- 30代のEDの原因のほとんどは心因性だ
- 心因性EDの原因は未熟な精神だ
- 心因性EDは器質性EDの人と比べるとまだマシだ
ということがわかりました。その中で、相手の女性の対応が気に入らない、あるいは無神経で、そのせいでトラウマになり、心因性EDとなることについて、もう少し考えてみましょう。
『ニッポン男子の下半身が危機的なことに気づいたワタシ (扶桑社新書)』にはこうあります。
ショックが尾を引く『拒否られED』
『妻だけED』と違い、パートナーへの性欲はしっかりあるのに、タイミングの悪さが原因でEDになってしまうこともあります。いくら付き合いの長いパートナーが相手でも、夜の誘いを断られるのはショックなもの。そのショックが尾を引いて、気づけばEDになってしまっていた…というパターンです。
このパターンに陥ってしまう男性の思考には、2通りあると思います。一つは『俺とはもうセックスしたくないのか』と、男としての自信がしぼんでしまい、誘う勇気がなくなってしまうケース。もう一つは、『また断られたらいやだな』という気持ちが膨らみ、そのままセックスが面倒くさくなってしまうケースです。
このような『拒否られED』になる気持ちはわかります。
私も、
- 複雑な思考回路
- 繊細な心
- 高いプライド
というポテンシャルを持っていますから、その気持ちがよくわかるんです。正直、この3つの要素を備えている私は、一歩歩けば敵だらけです。人は土足で私の心をガンガン踏みにじるし、踏んではいけない地雷もドンドン踏んでいきます。ただ私はこれ以外にも、
- 血気盛ん
- 猪突猛進
- 楽観的
- 開き直れる
- 柔軟性がある
というポテンシャルも備え持っているので、その都度その都度、自分でその問題を解決することができます。自己解決能力があるんですね。例えば上の2つの要素で考えれば、
という勝気な解釈で自分を守ることができますし、後の3つの要素で考えれば、
まいっか!今回は色々なことが重なってこうなったんだろう!こういうときもあるさ!
などとして、問題を処理することができます。それに、本来『高いプライド』一つあれば十分で、『見栄とプライド』は違いますから、プライド(誇り)があるなら自分が無知で無力であるということを認めないはずなのです。
こんなことでつまづいている場合じゃない!さっさと解決して前に進むんだ!命は一つしかないんだ!人生は有限なんだ!
と考えることができるからですね。見るべきなのは以下の記事です。
ですから、もし女性が原因で心の整理がつかず、心因性EDになってしまう人がいれば、ぜひとも『内省』をしてみてください。内省とは読んで字のごとく、内を省みるということです。
今回張った記事には、多くの偉人たちの言葉や、数多くの本が記載されています。その人たちが『潜った場所』まで、内省によって自分も潜るのです。すると、
ああなんだ。そういう考え方があるか。
という具合に、自分の心の整理がつくようになっていきます。つまり、下記の真理を理解するということなんですね。
それができるようになれば、たとえその心因性EDの原因が女性であろうと、違うものであろうと、ED治療薬なしで、EDを改善することができるでしょう。
馬並師匠
さる
- 女性が原因であったとしても自分を原因とせよ。