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ED治療薬を飲酒して服用する際の注意点とは?

ED治療薬を飲酒して服用する際の注意点は?

基本的に、アルコールと併用して危険な状態に陥るということはほぼありません。

 

しかし、その量によっては問題が起きます。例えば、タレントの江頭2:50さんは、飲み屋でバイアグラを5錠一気飲みし、その際にたくさんのアルコールを飲みました。

 

その後、江頭さんは病院に運ばれました。病名は『急性アルコール中毒』でした。つまり、バイアグラとお酒によって生まれる病気というよりは、バイアグラによって血行が促進され、アルコールの回りが良くなり、急性アルコール中毒になったということです。しかもこの場合、1粒食べたら24時間は空けないと言われている中で、一気に5粒も飲んだのですから、そうなってもおかしくはありませんでした。

 

ただ、お酒が程よく残っている体や、少しのお酒で薬を飲む程度では、基本的にはこのような現象は起きないと考えられます。しかし、どんな薬も基本的にはアルコールとの併用は推奨されていません。

馬並師匠

江頭さんのような真似をしたらダメだよ!彼は身体を張って、命を落としてもそこが寿命だと考えるだろうからね!詳しく解説するね!
師匠に任せれば大丈夫っす!

さる

飲酒とED治療薬

下記の記事に書いたように、飲酒によってED治療薬の効果は少し低下してしまいます。

 

 

飲酒
バイアグラ50mg 飲み過ぎで効果低下
レビトラ10mg 飲み過ぎで効果低下
シアリス10mg 飲み過ぎで効果低下

 

バイアグラ、レビトラ、シアリス、そのすべてが同じことですね。下記の記事にバイアグラの禁忌について書きましたが、

 

 

まとめると、

 

バイアグラを飲んではいけない人
  • 虚血性心疾患の人
  • 高血圧の人
  • 血圧が低すぎる人
  • 臓器に重い障害のある人
  • 出血性の病気の人
  • 脳血管に病気のある人
  • 網膜色素変性症と診断された人

 

となり、更に詳細を書くと、

 

バイアグラ(クエン酸シルデナフィル)処方の禁忌

  • 硝酸剤あるいは一酸化窒素供与剤を飲んでいる人(ニトログリセリン)(亜硝酸アミル)(硝酸イソソルビド)等
  • 過敏症
  • 心血管系障害があるなど、性行為が不適当と考えられる人
  • 最低6カ月以内に心筋梗塞を経験した人
  • 最低6カ月以内に脳梗塞・脳出血を経験した人
  • 低血圧(血圧が90/50mmHg以下)
  • 高血圧(血圧が170/100mmHG以上)
  • 重度の肝障害(肝硬変)
  • 網膜色素変性症(進行性の夜盲

 

が挙げられます。つまり、『アルコールとの併用』を固く禁止しているわけではないのです。だからといって推奨されているわけでもなく、先ほど『飲みすぎで効果低下』とあるように、『いけないことはないが、飲みすぎると効果が落ちる』というのが原則的なアナウンスのようですね。

 

 

知人の男性は、キャバクラでお酒を飲んだ後に処方を受けたバイアグラを使って風俗に行っていましたから、お酒と併用して死ぬということはないようです。しかし、人によって『飲みすぎ』の考え方は違うので、出来る限りアルコールとの併用はやめるようにしましょう。

 

ちなみに下記の記事にも書きましたが、1997年、お笑いタレントの江頭2:50さんが、ホステスに煽られ、飲み屋でバイアグラを5錠一気飲みしてしまった事実があります。芸人としてのプライドが彼をそうさせ、その場面は盛り上がったのですが、江頭さんはその後病院に運ばれました。

 

病名は、『急性アルコール中毒』だったようです。バイアグラは強い血行促進効果があるので、アルコールのめぐりもよくなります。お酒と一緒にバイアグラを飲んだ江頭さんは、大量にバイアグラを摂取したせいで、そのお酒が異常なほど体中をめぐり、そうなってしまったんですね。

 

 

 

彼のように、お酒もバイアグラも過剰摂取をすると危険ですので注意が必要です。しかし、生きていたので言えることですが、彼は『いい見本』をしてくれましたね。お酒とバイアグラの過剰摂取でどうなるかということを、体を持って証明してくれたわけですからね。

 

馬並師匠

急性アルコール中毒ってことは、アルコールを飲んでいなければもしかしたら大きな問題にはならなかったかもしれないけど、わからないからね!
たしかに!

さる

この章のまとめ
  • 飲酒によってED治療薬の効果は少し落ちる。
  • 飲酒とバイアグラによって起きる症状は『急性アルコール中毒』。

お酒よりも危険なニトロ処方

『EDは治療で治る病気』(医学芸術社)にはこうあります。

バイアグラと副作用の因果関係ではっきりしているのは一点だけです。ニトログリセリンとの併用です。つまり、心臓病の薬です。

 

性行為というのは、階段を二、三階上る程度のエネルギーです。それをバイアグラを服用したことで、妻とより激しく性行為を行ったり、あるいは妻以外のパートナーと100m疾走するような激しい性行為をする人も少なくありません。こうした激しい運動精神的な緊張状態が加わると、健康を害することになります。要するに、バイアグラによる死亡例というのは、自然発生的に起こったとみるべきでしょう。

 

バイアグラと副作用の因果関係ではっきりしているのはニトロ処方の一点だけなんですね。アルコールとの併用は厳重注意されているわけではありません。

 

ただ、バイアグラを使うとより激しいセックスをする可能性が高くなります。そうすると心臓に負担がかかりますからね。心臓が弱い人は、たとえニトロ処方を受けていない人であっても、それだけで問題があると言えます。

 

また、『パンツの中の健康』にはこうあります。

<なぜ硝酸剤との併用が危険か?>

 

(省略)こういう硝酸剤を飲むと20~30秒くらいで血圧が下がります。そして普通なら数分で通常に戻るのですが、バイアグラやレビトラを飲んでいると、血圧が下がったままになり、血圧がなかなか戻らない可能性があるんです。なぜそうなるのかというと、硝酸剤によって一酸化窒素がどっと出てcGMPが一気に増え、全身の血管が拡張して血圧が下がりますが、そのあとで、本来ならPDE5によって消えるべきcGMPが、バイアグラやレビトラのせいで消えないからです。

 

『血圧』というのは、心臓の働きによって血液が血管を流れるときに、血管の壁にかかる力のことです。心臓はドクンドクンと音を立てて動いていますが、その動きに合わせて血液が流れているのです。

 

  • 心臓から送り出される血液の量=心拍出量
  • 末梢血管での血液の流れにくさ=末梢血管抵抗

 

血圧はこの2つの観点から測ります。動脈硬化等で血液がドロドロになっていた場合は、末梢血管抵抗が高く、血圧も高いと表現することができます。

 

 

硝酸剤は狭心症に使う薬です。冠動脈が狭くなっているために血液が十分届かず、苦しくなる病気です。そこで硝酸剤を飲むと、血管が拡張して冠動脈の血流がよくなり、心臓の負担が減って楽になります。

 

血管が拡張するということは、血圧は下がるということです。血圧というのは、心臓の働きによって血液が血管を流れるときに、血管の壁にかかる力のことですからね。血管が広くなれば血管の壁にかかる力も弱くなります。逆に、狭くなると強くなります。

 

しかし、血圧が下がると脳などに血液が回らなくなります。血液は、体中のいたるところに酸素と栄養素を運んでいますが、低血圧になると、この血液循環量が低下します。すると、

 

  • めまい
  • だるさ
  • 立ち眩み

 

などの現象が起きるようになります。また、ED治療薬の正式名称は『PDE5阻害薬』ですから、PDE5という『cGMPという物質を阻害する酵素』の動きを阻害するので、PDE5という酵素が、cGMPを阻害してくれないのです。

 

馬並師匠

硝酸剤との併用はアルコールとの併用よりもはるかに危険だからね!江頭さんでも命を落としていたよ!
うーむ!

さる

この章のまとめ
  • ED治療薬と硝酸剤との併用は絶対にNG。

すべての臓器が機能不全となる『ショック』とは?

勃起の仕組みを見てみましょう。

 

  • STEP.1
    エッチな刺激
     
  • STEP.2
    副交感神経興奮
     
  • STEP.3
    NO(一酸化窒素)放出
     
  • STEP.4
    cGMP増加
     
  • STEP.5
    陰茎海綿体平滑筋弛緩
     
  • STEP.6
    勃起
     

 

という流れが勃起の仕組みなのです。ですから、勃起を考える際は、『cGMPが阻害されたら困る』のですが、低血圧を戻すためには、『cGMPが阻害されないと困る』のです。血圧が戻らないからですね。

 

  • STEP.1
    cGMP増加
     
  • STEP.2
    血管拡張
     
  • STEP.3
    血圧が下がる
     

 

ED治療薬によってPDE5という酵素の力が阻害され、この『血圧を下げる物質cGMP』が増えたままになると、低血圧状態が戻らず、体中のいたるところに問題が生じます。そのうち、すべての臓器が機能不全となる『ショック』という状況に陥ります。

 

 

ED治療薬は、お酒と同時に摂取することで『血圧が急激に下がる』と言われています。お酒にも血管拡張作用があるので、ダブルで血管拡張作用が効いて、そうなってしまうのですね。血管拡張作用によって通常よりもお酒が回りやすくなりますし、やはりあまり併用は推奨できないかもしれません。江頭さんの例がいい見本ですね。

 

ダブルの血管拡張作用があるということは、それだけ勃起しやすくなると考える人がいるかもしれませんが、実際には、ED治療薬の効果は『お酒なし』で全然強力です。お酒の力に頼る必要がないほど強力なので、その効果を求める必要はないでしょう。

 

アルコールは適量であれば『酸化ストレス』を軽減して、EDを改善する効果も期待できます。しかし、ED治療薬との併用は、本当に少量の摂取を守れない場合は、自己責任ということになってしまうでしょう。

 

 

馬並師匠

基本的にアルコールと薬の併用はやめた方が賢明だね!
たしかに!

さる

この章のまとめ
  • アルコールは適量であれば『酸化ストレス』を軽減して、EDを改善する効果も期待できる。
  • アルコールとED治療薬は併用しない方が賢明。