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禁煙はEDの改善にどれだけ効果がある?

禁煙はEDの改善にどれだけ効果がある?

喫煙すると実に様々なデメリットを被ることになります。

 

そのすべてのデメリットを避けられるということが禁煙のメリットです。喫煙によって血行が悪くなったり、前立腺肥大症等になる可能性がありますが、それによってEDになることがあります。それを避けられるということです。

馬並師匠

禁煙のメリットは、喫煙のデメリットを被らないで済む、っていうことだね!詳しく解説するね!
師匠に任せれば大丈夫っす!

さる

喫煙するとどうなるか

下記の記事に喫煙がEDにどれだけの影響を与えるかということについて書きましたので、そちらを確認いただければ、大体のことはわかるようになっています。

 

 

 

ポイントをまとめるとこうなります。

 

  • タバコに含まれるニコチンが、血管を収縮させる
  • 喫煙がテストステロン、DHT等、多くの男性ホルモンを増加させる
  • 悪玉コレステロールや中性脂肪が増えてる
  • 動脈硬化の原因になる
  • がんの発症率は数倍から数十倍にもなる
  • 精液中の亜鉛が減ってカドミウムが増える

 

このうち、EDに関係するものは『すべて』ですね。一見すると、男性ホルモンのテストステロンが増加することは、むしろいいことです。テストステロンのはたらきとして挙げられるのは、

 

  • 男性特有の筋肉質な体のラインにする
  • 性欲を高める
  • 皮脂の分泌を促す
  • 体毛の発育を促す

 

ですから、そのテストステロンが増加すれば性欲も高くなります。例えば、下記の記事に『大豆を摂りすぎると、エストロゲン(女性ホルモン)と同じ働きが強くなることから、テストステロンの力が弱くなる』ということについて書きましたが、

 

 

テストステロンというのは精力増強を考えるときには、必要不可欠なのです。下記の記事には、そのテストステロンを増やす方法をまとめてあります。

 

テストステロンの働き
  • 男性特有の筋肉質な体のラインにする
  • 性欲を高める
  • 皮脂の分泌を促す
  • 体毛の発育を促す

 

 

しかし、その次の『DHT(ジヒドロテストステロン)』というのが厄介なんですね。これも増加させてしまうとありますよね。これは、薄毛の問題を考えるときには必ず出てくるキーワードなのですが、まあその件に関しては薄毛のページをご覧ください。

 

 

馬並師匠

喫煙によって受けるデメリットは、すべてEDの原因になるんだね!これは絶対やめなきゃね!
なるへそ!

さる

この章のまとめ
  • 喫煙のデメリットを確認する。

ジヒドロテストステロンは『前立腺肥大症』の原因

今回のテーマはEDですからそちらに焦点を当てて考えると、このジヒドロテストステロンは、実は『前立腺肥大症』の原因にもなるのです。下記の記事に、

 

 

ミノキシジルが血管拡張剤として開発されていた中で、『体毛が濃くなるという副作用』が現われて、それで方向転換をしたわけだが、このフィナステリドも、元々は前立腺肥大症の治療薬だった。だが、ミノキシジルと同じように『体毛が濃くなるという副作用』が現われて、それで方向転換をしたわけだ。

 

と書きましたが、薄毛治療に有効な薬は2018年現在、

 

  • ミノキシジル
  • フィナステリド
  • デュタステリド

 

という有効成分がありますが、そのうちこのフィナステリドは、最初は『前立腺肥大症』の治療薬でした。しかし、『体毛が濃くなるという副作用』が現われて、それで育毛剤の方向に転換したんですね。これは余談ですが、下記の記事に書きましたが、

 

 

バイアグラも同じように失敗の副産物なのです。

 

『パンツの中の健康』にはこうあります。

<バイアグラ誕生秘話>

 

横道にそれたついでにバイアグラ誕生秘話もお話ししておきましょう。バイアグラはもともと血管を拡張させる効果が期待され、循環器病(狭心症や心不全)の治療薬として開発されたんですよ。ED治療薬への転進はまったくひょうたんから駒です。

 

(中略)バイアグラの一般名はシルデナフィルというんですが、シルデナフィルはお話ししたようにPDE5の阻害剤です。この種の薬はファイザー社(アメリカ)だけでなく、日本のあるメーカーでも開発していました。で、循環器病の治療薬としてもう少しで市場に出るところまで来ていたんです。

 

このようにして、シルデナフィル(バイアグラ)もフィナステリドやミノキシジル同様に、失敗の副産物だったんですね。

 

 

馬並師匠

喫煙でジヒドロテストステロンが増えるわけだけど、そうすると薄毛になったり前立腺肥大症になったりする可能性があるわけだね!
うーむ!

さる

この章のまとめ
  • ジヒドロテストステロンは『前立腺肥大症』の原因。

前立腺肥大症はEDの原因

さて、この前立腺肥大症ですが、実はそれによって、

 

  • 交感神経過活動
  • 骨盤内動脈虚血
  • NOS/NOの低下

 

が起き、それがEDに繋がってしまうのです。詳しくは下記の記事に書きましたので、併せてご確認ください。

 

 

以下の表は、EDの原因になる危険因子についてまとめたものです。

 

EDの危険因子とその発症機序や要因
加齢 陰茎海綿体血管内皮障害、テストステロン低下
喫煙 陰茎海綿体動脈の閉塞、血管障害
高血圧 血管内皮障害、血管障害
糖尿病 自律神経障害、血管内皮障害
高脂血症 陰茎深動脈アテローム性動脈硬化
肥満と運動不足 テストステロン低下、動脈硬化
うつ症状 心因性要因
下部尿路症状/前立腺肥大症 交感神経過活動、骨盤内動脈虚血、NOS/NOの低下
慢性腎臓病 血流障害、神経障害、ホルモン異常、貧血など
睡眠時無呼吸症候群 夜間酸素飽和度低下による陰茎海綿体障害
神経疾患 中枢、末梢神経障害
不妊症 心因性要因
薬剤 降圧剤、精神神経用薬、ホルモン剤など

 

このジヒドロテストステロンは、前立腺肥大症の原因となるので、ニコチンによってそれが増えてしまうと、EDとなる可能性があるということです。上の表には、

 

  • 加齢
  • 肥満と運動不足

 

によってテストステロンが低下してEDの原因となるとあるように、やはりテストステロン自体はいいのですが、ジヒドロテストステロンまでもが増加するとなると、こういうことになるんですね。

 

前立腺の記事にも書いたように、前立腺というのは『射精装置』でもありますから、ここに問題が生じれば、EDの他にも射精に問題が生じる場合があります。やはり下半身の問題を考える際にこの前立腺の健康は欠かせませんので、そこに悪影響を及ぼす可能性のある喫煙は、控えたいところですね。

 

 

 

馬並師匠

つまりタバコで薄毛とEDの両方のリスクを引き上げるということなんだ!
うーむ!

さる

この章のまとめ
  • 前立腺肥大症はEDの原因。

喫煙のリスクと禁煙のメリット

下記の動画では、喫煙のリスクと禁煙のメリットについて詳しく紹介していますので、ぜひ一度ご覧になってください。この手の動画は、画像とナレーションの語り口にどうも信憑性がないのですが、実際には間違ったことは言っていません。youtubeの視聴者のほとんどは20代以下ですから、若者が楽しんで見れるように工夫してあると考え、そこは柔軟に構えることを推奨します。

 


 

ただ、私の知人には多くの愛煙家がいて、もう20年はタバコを吸い続けている人がいますが、彼らがEDということはありません。したがって、タバコを吸ったら必ずEDになるということではないでしょう。

 

しかしこの話には裏があって、彼らは皆、まだ40歳前後なのです。タバコというのは、一度吸っただけで肺が真っ黒になるということはありません。少しずつ積み重ねて汚れた蓄積していき、それが原因で様々な病気などに発展していくのです。

 

タバコを吸ってのEDというのは、どちらかというとニコチンやタールというよりは、『それによって引き起こされる病気、によって引き起こされるもの』ですので、まだ若い私の知人がED(動脈硬化等の病気)になっていないのは、あまり参考にならないデータの可能性が高いんですね。

 

このように、多くの高齢者前の人たちは自覚症状がないゆえ、

 

俺は大丈夫だ!

 

と思って喫煙を続けてしまうかもしれません。 しかし、その安易な考え方がいずれEDを含めた大きな問題に発展することを忘れてはなりません。

 

馬並師匠

百害あって一利なしのタバコを、無理矢理『一利』見つけるとしたら『心の安定』だけど、それも実際は錯覚なんだ!
うーむ、なるほど!

さる

この章のまとめ
  • 喫煙のリスクと禁煙のメリットを確認する。