ペニス増大手術の費用や注意点は?本当に後遺症はない?
現在の日本では、3~30万円ほどでペニス増大のための注射や、あるいは手術を受けることができます。しかしペニス増大手術をすると、その後遺症が色々あって、やらないほうがいい、という意見の方が強くなっています。
馬並師匠
さる
ペニス増大手術の費用や注意点は?
現在の日本では、3~30万円ほどでペニス増大のための注射や、あるいは手術を受けることができます。しかしペニス増大手術をすると、その後遺症が色々あって、やらないほうがいい、という意見の方が強くなっています。例えば千葉県船橋市の美容形成外科医クリニックでは、50代の男性が、
- リパスG
- アクアミド
と言う高分子ヒアルロン酸という充填剤の注入をするペニス増大手術の失敗を受け、結果的におしっこをすることさえも難しくなってしまいました。この場合、2億円以上の損害賠償金の請求をして訴えたそうですが、もし、それが実現してももう二度とペニスは元に戻ることはありません。
レーシックの後遺症もそうですが、やはり体に行う手術というのはどうしても後遺症が残るリスクがありますよね。例えば、ある日のニュースにこういうものがありました。『「自由診療」事前説明は十分ですか? レーシック集団訴訟をみつめて』
参考 「自由診療」事前説明は十分ですか? レーシック集団訴訟をみつめてYahoo!ニュース「サングラスが欠かせません」
東京都の吉岡さやかさん(44)は外出時、サングラスを手放せない。昼間の光や夜間の照明がまぶしく、眼に入るとつらいからだ。元の近視が遠視になり、近くが見えにくい。全ては2010年のレーシック手術後に始まったという。
「パソコンの字とか本とか自分の顔とか爪とか、そういうものが見えなくなってしまいまして。字も二重に見える感じです」
手術の直後は眼が乾き、眼精疲労が消えないドライアイに悩まされた。仕事に必要な車の運転ができなくなったこともあり、その仕事も辞めなければならなかったという。現在はメガネで矯正し、仕事に支障はない。それでもこの数年間は、つらい日々が続いた。
吉岡さんは、レーシック手術を受けた時のことをよく覚えているという。「メリットに関しては非常に詳しく説明してもらいました。ですが、デメリット、今のような不具合が出るとか、こういう後遺症に悩む人もいますとか、悪い面の説明はほぼなかった。ゼロですね」
この場合、メリットだけを強く主張してきてアピールされ、まるでデメリットが何もないように説明されたと言います。淡い期待がありますからね。そこにつけこんで信頼させ、お金を支払わせ、そしてぞんざいな手術によって、一生の後遺症を負わせたのです。
レーシックもペニス増大手術(美容整形)も、共通するのは『自由診療』ということ、そして、『目とペニス』という、とてつもなく重要な部位を手術するということですが、全て自分の責任で行うということを考えると、いささかあまり何も考えずに行うことは、推奨できません。
もちろんこの場合、店側にも事情があったかもしれません。経済的に切羽詰まっていたとか、そんなはずはなかったとか、様々な理由や言い訳があるでしょう。しかし、このような後遺症を負ったら最後、この世には『取り返しのつかないこと』もあるのです。
ペニス増大手術が確実に確立されていれば、もっとそれが大々的に告知され、常識的に蔓延しているはずです。しかし、通常の美容整形すらいまだに『失敗例』が存在するというのに、ペニスの増大手術となると、更にそのようなリスクが引き上がるのではないでしょうか。
馬並師匠
さる
- 3~30万円ほどでペニス増大のための注射や手術を受けることができる。
- しかしペニス増大手術をするとその後遺症が色々あってやらないほうがいい。
- この世には『取り返しのつかないこと』もある。
人にばれない?
また、アダルト動画の世界ではよく顔や胸を整形している人がいますが、その人たちの動画のレビューを見ると例えばこうあります。
もしかして天然かもと淡い期待で購入したが案の定でお顔もお胸も触ってました。特にお胸にところどころ空気(笑)みたいな膨らみが。。。あれは何なのでしょう。
こんなスタイルの本物のおっぱいに出会いたい
顔もいじっていると思われる
もうちょっとナチュラルな感じにすれば
ばれにくいと思うのに….
豊胸は別にキライじゃない。
きれいだったらそれでいい。
でも、この人はちょっとダメ。
おそらく入れすぎたせいだと思うけど、
乳房の周りの肉がちょっとおかしなカタチになっちゃってる。
それさえなければよかったんだけど、一度気になり出すとずっと気になって、
本編に集中できなかった。
顔も、風俗店では人気が出ると思うけど、AVの世界では普通レベル。
ばれてますね。有名な豊胸手術でさえ人にばれてしまうリスクがあります。それならば、ペニス増大手術は一体どれほどばれてしまうでしょうか。ばれるということは、違和感があるということですからね。他人から見て違和感が残るということは、本人から見ても強い違和感を抱えるということになります。
手術後、常に股間の部分に違和感がある人生を送る可能性もあるということです。それは、結構きついことですよね。
馬並師匠
さる
- 違和感が残る可能性がある。
『する側』の意見
『メディカル・バストアップ―夢の豊胸術にめぐり逢うストーリー』にはこうあります。
これは裏話になりますが、巨乳を誇るグラビアアイドル、AVアイドルの中には、豊胸手術を受けている人が少なくありません。『少なくない』という表現ではいささか控えめすぎるくらいです。AV女優の中にはときどき驚くほどのバストの持ち主あいますが、豊胸しているケースはかなり多いと思います。彼女たちは、ブームに合わせてバストをどんどん大きくし、AV女優を引退すると元に戻すのです。あまりに大きいと日常生活に支障があるからだそうです。
しかし、その後、復帰ということになるとまた豊胸したりします。自由自在にサイズチェンジをしているといった感じです。これもある意味、豊胸術が気軽に受けられる手術であることを示しているともいえるでしょう。
これは豊胸手術を『する側』の医師が書いた本ですからね。先ほどのレーシックでは『メリットしか話さない』と言っている被害者がいましたが、この本の著者の場合も、上に出ている動画のレビューの声とは少し乖離した意見を言っています。つまり医師は、
- 豊胸術は気軽に受けられる
ということを強く説いていますが、これは正直、『何の違和感もなく、気軽に何度もバストを大きくしたり、小さくしたりできる』と言っているようなものなのに、実際にその胸を見た人は『違和感がある』と言っているんですね。
本では手術の質問に対し、こう答えています。
生食バッグに違和感がありませんか?
術後は少し違和感があるかもしれません。しかし医師の指導に従って、きちんとマッサージをしていれば、時間の経過とともに徐々に違和感はなくなっていきます。また、最初に感じる違和感は、バストが大きくなったことに慣れていないせいもあると思います。しばらくして、大きなバストに慣れれば、あたかも最初から自分のバストがこうであったかのような感覚になってくるはずです。
生食バッグは本当に無害なのですか?
かつて豊胸術にはシリコンが使われていましたが、このシリコンはバッグ外に染み出して、ガンなどの原因となるともいわれました。現在もシリコンを利用するところはありますが、等クリニックでは一切使用しておりません。身体に安全な生食バッグを利用しています。生理食塩水は、体内にあるものとほとんど同じ濃度のものを使用します。
もし万が一、事故などでバッグが破れてしまっても、中の生理食塩水は身体に吸収されてしまいます。もちろん害は一切ありません。バッグ自体はシリコンプロテーゼでつくられていますが、固形のシリコンプロテーゼは身体に悪影響を及ぼすことは一切ありませんので安心してください。
シリコンではなく生理食塩水を使ったバッグを埋め込むので、体に害はないということですね。たしかにそうかもしれません。しかし、体に害はなくても『違和感が残る』という事実とはまた別の話ですからね。
例えば先ほどの女性の動画を見ると、確かによくよく見ないと普通の胸と区別はつきません。しかし、よく目を凝らすと確かに胸のところに完全な違和感があります。事実、レビューにそういう声が届いているんですからね。
もちろん、その女性をこの本の著者が手術したわけではないので彼に罪はありません。彼の名前で検索しても、手術で失敗して訴えられたという記事もどこにもありません。ですから、おそらくこの医師の場合は大丈夫でしょう。わかりませんが、名前を出してしまった以上、名誉を傷つけるようなことは言わないようにしておきます。
彼の本は何冊も持っているのですが、どれもわかりやすい説明で、大変参考になっています。別に今回も彼のことについて言っているということではなく、美容整形業界全体にある『違和感が残る事実』について言っているということなのです。
手術を『する側』は、そりゃあメリットの方を強くアピールしますからね。どんな業界でもそれは一緒です。それが営業であり、広告ですからね。自社製品のアピールができなければ、売り上げは成り立ちません。
馬並師匠
さる
- 『する側』の意見と『見た側』の意見に乖離がある。
営業力と宣伝力はビジネスに必要不可欠
ある日のテレビ東京『カンブリア宮殿』の放送にこういうことを言う人がいました。
地方にある美味しいものを作るお店が、必ずしも繁盛しているとは限らない。
つまりこれは、ビジネスにおける営業力と宣伝力の重要性を説いているワンシーンなのです。美味しいものを作り、一流の物を作っても、それが人に知られなければ、その価値が正当に評価されることはありません。ですから、どうしても自社商品というものは宣伝をしなければなりません。
その時に、ビジネスとして成り立たせたいあまり、メリットばかりアピールしすぎても、デメリットを知った人からクレームがつくし、そこに軽薄さを覚え、アピールをしなくても、お客がつきません。ビジネスというものはそのあたりの駆け引きが非常に難しく、かつ極めて重要なのです。
レーシックも美容整形もペニス増大手術も、確かに手術を『する側』は、その敷居を低くするようにどんなことでも言うでしょう。しかし、実際にそのような裁判沙汰の事件が起こっている事実がある以上、まだまだこれらを大々的に推奨することはできないというのが、本当の意見でしょう。
馬並師匠
さる
- 営業力と宣伝力はビジネスに必要不可欠。
ペニスのサイズに振り回される人生は間違い
『女医から学ぶあなたの魅力が10倍増すセックス』にはこうあります。
チンコにプライドを持ちたい、とにかく大きくしたい、という理由で、ペニスを大きくしたいのであれば、方法はたくさんあります。亀頭にエンドプラストという注入剤を注入したり、シリコンを入れたりなど、美容外科的なアプローチ方法によって、ペニスを大きくすることが可能です。
ペニスを大きくすることで、よりいっそう自分に自信が持てるようになれば、精神的な余裕を持ってセックスに臨むことができます。いい意味で自信を持ってセックスに臨むことで、より女性に対して配慮を持てるようになり、最高のセックスができるようになると、私は思います。
しかしこの本は、『ただし』と言って、その後にこう続けます。
ただし、『オレのチンコはデカいから』と奢り高ぶって、女性を快感に導くという大切なステップを忘れてしまう男性は、女性から嫌われてしまうでしょう。ペニスの大きさがすべてなのではなく、自分だけではなく、女性を気持ちよくするためにはどうしたらいいのかを考えることができる男性こそ、魅力的なのだと思います。
ペニスのサイズにコンプレックスを抱えている人は、下記の記事を読むといいでしょう。実際には、そのような方向で大きなペニスを手に入れたとしても、そこにあるのは偽りの自信だという見解もあります。
ただし、こういうことは本当にケースバイケースです。手術がうまくいけば結果オーライだし、手術をするべき人というのも存在するでしょう。一概には言えません。しかし、原則的に考えると、まだまだペニス増大手術は一般的ではなく、もし確立されているのだとすれば、世の男性はペニスのサイズで悩むことはありません。女性も胸の大きさで悩む必要がありません。
いざとなれば手術すればいいや
と思えるから、コンプレックス感じることはなくなります。しかし、そうは思わない。ということは、『手術があるのは知ってるけど、そのリスクを考えるとその選択肢は現実的ではない』という常識が蔓延しているのが現実なんですよね。包茎手術なんかも同じ考え方です。
未来のことはわかりません。しかし今の段階では、そこよりも目を向けるべきところがあるというのが現実ですね。上の記事に書いたアドラー心理学についてもそうですが、ここに載せるべき重要な記事を載せて、この記事を締めくくります。
馬並師匠
さる
- ペニスのサイズに振り回される人生は間違い。