早漏、遅漏の射精コントロールはEDの原因になる?
やりすぎなければ問題ありません。何事もやりすぎると問題が起きます。
馬並師匠
さる
射精コントロールは時間がかかるが効果がある
下記の記事に早漏や遅漏、あるいは射精コントロールについて書きましたが、その中に、
- ストップ&スタート法
- スクイーズテクニック法
というキーワードが出てきます。
パートナーにマスターベーションと同じ方法で陰茎を刺激してもらい、イキそうになったら合図して刺激を中断する、あるいは、イキそうになったら、痛みを感じるくらい亀頭を強く握って射精感を遠ざける方法。射精感が遠のいたら再び刺激をする。これを繰り返すことにより、射精までの時間を延長する。
これによって、確かに早漏が改善するでしょう。時間がかかるかもしれませんが、私の場合は時間はあっという間の感覚でしたね。それは、ダイエットを成功させているということが大きなポイントになっていると言えます。
ダイエットやトレーニングというのは、時間をかけて少しずつ体質改善、肉体強化をしていくものです。私は最初、ダイエットやトレーニングに失敗してばかりいました。三日坊主だし、思うように成果が出ないしで、諦めていたのです。モチベーションが続かなかったんですね。
しかし、持ち前の高いプライドと、『一度しかない命』について熟考したとき、時間が経ち、精神が成長するにつれ、
このままでは後悔する
という強い気持ちに衝き動かされ、次第にそれらに対して本気で臨む姿勢が身についてきました。しかし独学ですから、最初は『一週間で7キロやせる』など、そのような極端なダイエットをして、それについて自慢し、優越感に浸るような間違ったやり方から始まりました。
春雨やみそ汁、魚の缶詰やプロテイン等、とにかく低カロリーなものを選んでそれ以外のものをあまり食べないようにしていると、すぐにそれだけの体重が落ちました。しかし、私の場合、筋肉も同時に落としてしまっていたのです。したがって、基礎代謝も同時に落としてしまいましたから、今までの量を同じ量を食べようとすると、それだけで太ってしまうようになりました。
これが『リバウンド』です。急激に下がった分、急激に上がり、また元の体重に戻ってしまいました。そもそも、脂肪というのは健康的に痩せようと思ったら、月に1,2キロほどしか落ちません。それを私は、一週間で7キロ落としたのですから、脂肪のほかに筋肉も落としてしまい、体力や腕力さえ失ってしまったんですね。
このようにして、私は体質改善をすることが『短期的には不可能なこと』であることを悟っていったのです。やはり、スポーツでも仕事でも勉強でも、どんなことでも『長期的に継続すること』が何より大事だと知りました。見るべきなのは以下の記事ですね。
基礎・土台を積む期間を覚悟し、一歩一歩の重みを理解する。それが結果を出すために何よりも大切なことだと学んだのです。
私は別に早漏でもなかったのですが、確かに『強い』というわけでもなく、『強さ』はある程度あった方がいいと考えていました。そう考えていたものですから、スクイーズテクニック法は自然とやっていましたね。別にそれがスクイーズテクニック法だと知らずにやっていました。
これで確かに、射精コントロールができるようになったのです。時間は一年ほどかかったような気がしますが、私の場合はあっという間でした。無意識でしたしね。焦っていませんでしたから、最初から長期戦を覚悟して、無理なくやっていたので、自然とできたのでしょう。
また、無理なダイエットは精力減退の原因ともなります。
- STEP.1過剰なダイエット
- STEP.2体重と同時に筋肉が落ちる
- STEP.3テストステロンの量が減る
- STEP.4精力減退の原因となる
馬並師匠
さる
- ストップ&スタート法やスクイーズテクニック法は射精コントロールに効果がある。
- 一定時間がかかるのは当たり前だと考える。
未熟な人は早漏となる
ただ、以前は単純に『若い』ということもあった可能性が高いですね。若いからこそ、自分の快楽しか考えていないんです。 下記の記事にも書きましたが、
『女医から学ぶあなたの魅力が10倍増すセックス』にはこうあります。
焦らないで、挿入のタイミング 男の言い分と女の言い分
前戯段階から何度もオーガズムに達する女性と違って、男性がオーガズムを得られるのは、射精の瞬間のみ。ですので、男性陣の中には『セックスは挿れてなんぼ』とばかりに挿入を焦ってしまう人もいるかもしれません。
チンコがマンコに擦れるというだけでも気持ちいいことは確かです。しかし、女の子が求める挿入のタイミングは、そのときの気分や体調、または普段からの好みによってだいぶ異なります。感じ方もまったく変わってくるのです。せっかくなのですから、最高に気持ちいいタイミングでの挿入が望ましいですよね。
私は正直ここで言う『電子レンジ型』でしたから、女性のような『オーブン型』のセックスを尊重せずに、自分の快楽だけを優先してセックスをしてしまっていて、それが結果的に早漏的な結果に結びついていたと考えられます。
スクイーズテクニック法とかそういう技術的なことではなく、単純に人間的に以前よりは成長し、その人格の成長とともに視野が広くなり、自分本位な発想が薄れ、徐々に人の気持ちがわかるようになり、あるいは余裕や責務、使命を理解するようになって、利他の心を知り、『オーブン型』に対応できるようになったのだと考えています。
馬並師匠
さる
- 未熟な人は早漏となる。
遅漏コントロールも時間を覚悟することが大事
また下記の記事にも書きましたが、遅漏の対処法にはこういうものがあります。
マスターベーターのハードタイプ、つまり中がきついタイプのもので射精する訓練をし、次第にソフトタイプのもので射精できるようにトレーニングする。
オナホール(マスターベーター)のハードタイプから、徐々にソフトなものに変えて、最後には膣内で射精できるように調整する対策ですね。
このように、早漏、遅漏の射精コントロールはきちんとした対策をすれば実際に有効であり、それぞれ、早漏や遅漏を改善することが出来る可能性があります。きちんとした対策というのは、時に時間がかかるのであれば、『それも当然だ』と覚悟し、それを行うということですね。
ダイエットのきちんとした対策が、確実に『短期的に行うこと』ではないように、これらの体質改善も、時間をかける必要があるなら、それを行う必要があるのです。それを怠れば当然、結果は出ません。それは、射精コントロールに限った話ではなく、ビジネスだろうと、スポーツだろうと、どんなことでも同じことなのです。
馬並師匠
さる
- 遅漏コントロールも時間を覚悟することが大事。
最初の拒絶反応は当たり前
では、この射精コントロールが『EDの原因となる』可能性はあるでしょうか。それは『ある』でしょうね。しかしそれは、一時的なものである可能性が非常に高いと言えます。何しろ、『体質改善』をするわけですから、その途中は当然、拒絶反応が出ます。ダイエットで言えば、
お腹がすいたよぉ…もうだめだ!!!
などとして、食欲に衝き動かされるのを覚えるでしょう。禁煙もそうですね。下記の記事に載せた動画を見てみましょう。
1分ほどのところに、
禁煙後2時間が経つと、ニコチンによるドーパミン(快感や多幸感を得る成分)の分泌が止まるため、タバコを吸ってニコチンを補充したくなります。
とありますね。こういう、ある種の禁断症状のようなものが出るわけです。それは、ダイエットや麻薬でも同じことが言えますね。依存性が高ければ高いほど、この禁断症状は大きくなります。そのような状態にあるとき、人の心は当然、
- 不安
- 緊張
- 落ち着かない
- イライラ
などの不安定な状況になります。では、勃起の仕組みを見てみましょう。
- STEP.1エッチな刺激
- STEP.2副交感神経興奮
- STEP.3NO(一酸化窒素)放出
- STEP.4cGMP増加
- STEP.5陰茎海綿体平滑筋弛緩
- STEP.6勃起
という流れが勃起の仕組みなのです。
- 交感神経が優位=緊張、不安
- 副交感神経が優位=リラックス
ですから、その禁断症状にある状態はまさに、交感神経が優位になってしまっているわけです。ということは、勃起の条件が整いませんよね。したがって、トレーニングをしている最初の段階は、その体質改善のストレスが、EDの原因となるのです。
しかし、それは一時的なものです。そのタバコの次のシーンを見てみましょう。
禁煙8時間後になると、血液中の一酸化酸素濃度が正常に戻り、しっかりと呼吸により酸素をとりこむことが出来るようになります。
(中略)24時間後には、肺から毒素を出すために咳が増えます。血液中の一酸化炭素濃度が正常値に戻り、冠動脈疾患のリスクが減少します。2日後には、タバコによって狂っていた、味覚や嗅覚が正常に戻り始めます。
時間が経つにつれ、徐々に禁煙になれ、体質改善されていくのがわかりますよね。このころになると、ごはんが美味しく感じるようになるわけですから、ストレスが溜まるどころか、むしろ清々しい毎日を送ることが出来るようになっています。
このように考えれば、射精コントロールで『一時的にEDになるが、すぐに元に戻る』という事実が理解できるようになりますね。
ただ、スクイーズテクニック法をやりすぎて、射精コントロールをあまりにも頻繁にするようになると、射精手前で我慢したつもりが、実際は『陰茎内射精』のような状態になり、精子こそ出ないものの、射精したときと同じように萎えてしまう現象が起きることがあります。
私も何度かこの状況になりましたが、これはタイミングを間違えたからですね。ギリギリまで我慢するのではなく、ギリギリの『手前』くらいでストップさせることが重要です。 『陰茎内射精』という言葉はありませんが、尿道からわずかばかりの精子が出てしまい、射精した実感は全然ないのに、
あれ、いっちゃった…
という、あぜんとした状況になることがありますので、スクイーズテクニック法はギリギリの『手前』を意識するようにするといいでしょう。
馬並師匠
さる
- 射精コントロールで『一時的にEDになるが、すぐに元に戻る』。
- スクイーズテクニック法はギリギリの『手前』を意識するようにするといい。